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クーラー使わないのが健康!?んな訳ない!エアコンなし生活のメリットデメリット

クーラー 使わない 健康

部屋にクーラーがない生活を数年していますが、あえてエアコンを入れないわけではありません。

エコでも電気代の節約でもなく健康のためでも何でもない!

部屋の形がおかしいのか、「エアコンを取り付けるとしたら窓用か、もしくは壁に穴を開けて・・・」と業者に言われ、防犯対策だとか手入れだとか、穴を開けるのはちょっととか、なんだか面倒くさいだけなんですがね・・・(;´∀`)

会社にいる時間が多かった頃に「もしかしたら人間はクーラーがなくても生きて行けるんじゃないか!?」と思ったこともありますが、ここ数年は無理だね(断言)

住む場所や生活スタイルでも違うと思いますが、もし、エアコンを入れられるなら入れた方が良い!

というのは私の意見ですが、体験してみると健康に良いことはあります。クーラーのない生活で起こるメリットデメリットについて。

【クーラーがない生活】メリット

クーラーを使わないメリットとして感じているのは、「人間の原始的な部分が磨かれる」ということ。本能が活性?

この暑さの中での「クーラーがない生活」。感覚としては、断食に似てるのかもしれないな。と思いました。

いやね、断食したことがあるんですが、断食すると人間の五感が研ぎ澄まされるんですよ(。-∀-)

もはや苦行ですよ。

そんな感覚を、クーラーなしの生活で味わうことになるとは・・・(;´∀`)

皮膚感覚(五感)が鍛えられる

「今日は暑いなぁ」とか「今日は湿気が多いなぁ」と思うことがあると思ますが、クーラーがない生活では、それを皮ふで感じられるようになります。

余計に感じられるって感じですかね。

例えば、癖毛の人が「明日雨だね」と分かる人がいるように、温度や湿度を肌で感じることができます。

私は髪の毛に少々の癖があるので湿気の感覚はあったものの、それに加え肌で感じることができるようになっています。触覚ですね。

朝起きたときに「今日の暑さはやばくなるな」という感覚。「今日は洗濯物が臭うかもな」という感覚。以前よりも敏感です。

じゃぁそれは何のメリットなのか?って話ですが、直観力とか回避力は身につくと思います。

日本人の五感は繊細で、触覚以外に嗅覚や聴覚も敏感なんだそうです。それこそが日本食の味付けや風鈴などの独特の聴覚に関わるんだそう。

ん。で。嗅覚や聴覚が敏感な日本人は、「空気を読むこと」にも敏感なんだとか。

空気を読みすぎるのも疲れますよね。はたしてメリットなのかデメリットなのか(。-∀-)

風のありがたさを感じられる

キンキンに冷えた冷房の部屋から外に出ると、外の生温い空気が「ありがてぇ」と感じる人もいるんじゃないかと思います。

反対に、暑さの中から冷えた部屋に入ってもそうですけどね(。-∀-)「この涼しさありがてぇ」と。

クーラーを使わないでいると、夕方になって吹く風に猛烈に感謝してしまいます。

どん底から見える希望みたいな!

暑くてやる気もなくなっているところに優しい風。「どこかに行かなくても自然って感じられるんだな」と。

そんなに辛いなら冷房のある場所へ行けって話なんですが、小さなことでも感謝できるよって話でした。

風邪ひかない(だるさがない)

風邪の原因も色々ですが、「外の暑さと部屋の涼しさの温度の差で自律神経が乱れる」というのも大きな要因です。

風邪をひかないのは体質もあると思いますが、ここ数年風邪らしき体調の悪化はありません。最後に風邪をひいたのがいつかも思出せない。

ハッ!わしゃ馬鹿だったのか!?

冷房の中にいたころはよく喉をやられてて、夏バテもひどかったんです。疲労、だるさ、食欲不振などなど。「夏は仕方ないよね」って思ってたんですよ。だって暑いから体力奪われちゃうでしょ?

完全にクーラーの風にあたらないわけではありませんが、クーラーにあたらない時間が多い方がだるくならない!!

暑いのはもちろん疲れるんですが、寒暖差の大きい方が体はやられるな!と実感しております。

そのせいか、夏に痩せなくなりました!

夏は汗をかくから痩せるっていう人もいますが、痩せるんじゃなくて水分が減ってるだけ。夏に痩せるのは食欲がなくなる人です。どちらにしても体に悪そうです(。-∀-)

昔は夏になると体重が3~4キロ落ちていましたが、疲労が減ってだるさもないから、食欲が減らない。だから風邪をひかなくなったのかもな。とも感じています。

【クーラーがない生活】デメリット

クーラーがない生活はメリットもあるものの、デメリットの方が多いです(。-∀-)

クーらがない生活は健康に良いのか?って思っていましたが、いやいやいやいや、あった方が良いでしょ!って感じてます。

いやぁね。結局、ヒートアイランドで落差が激しいのが原因なんだと思うんです。一気に体を冷やすのが良くないんですよね。

皮膚がやられる

クーラーがないという事は、すごく汗をかきます。汗をかかないのは良くないですが、かきすぎも良くないだろうなぁって思います。

汗をかく時期は顔のシートパック(フェイスパック)は良くないそうです。

というのは、夏は汗や湿気で肌の水分が多く角質が柔らかくなっているんだそう。柔らかくなっている角質にパックをすると、角質が薄くなって敏感肌になるらしい・・・。

私の苦労は逆効果だったのかぁ~。

最近は、夏になると汗で全身がかゆくなります。普段は気にならないのに、パンツのゴムの部分とかが荒れていまいます。あせももできます。

それ用に良いものを見つけたのは旅行にも役立っているんですが、でも、だったらクーラーがある場所へ行った方が良い!

皮膚感覚が磨かれるのに皮膚がやられる。という結末に・・・(-_-)

汗がクサイ

汗なんて臭いもんでしょ!

って思ってたんですが、そうじゃないらしい。実は良い汗はクサくないんだそうです。

運動不足や汗をかかない生活をしていると、汗が出る汗腺が弱るんだとか。で、汗をかくことが少ない人は、汗の成分が濃くなるんだそうです。

・・・いやいやいや、めちゃくちゃ汗かいてるし!!

その他にも、食べるものでも汗の匂いが変わります。断食したことがあると言いましたが、断食をしていた時は汗の匂いがなくなりました。「あぁ、食べ物って大切なのね」と思ったけど、これかもな。

また、雑菌が皮脂や垢をエサにすることもニオイの原因になるようです。私の場合は汗をかきすぎて角質が柔らかくなっているのかな。

仕事に行く前や人に会う前に汗をかいてしまうので、対策が大変なんです(;´∀`)

洗濯物がえげつない

汗をたくさんかくので、洗濯物の量がはんぱじゃないです。1日2~3回着替えることもあります。

クーラーがない分電気代は安いかもしれませんが、水道代や洗剤にお金かかるんですよ(。-∀-)

雨が続く暑い時期は悲惨ですね。

着る服が無くなることもあるし、量が増えるとコインランドリーに持って行くのも大変(;´∀`)

夏になると「乾燥機欲しいなぁ」ってなります。

下痢になる

汗をたくさんかくから、水を飲む量も増えるわけですが、たまに下痢になります。

水分の摂りすぎ!

常温の方が良いと分かっていながら、氷を入れて飲んでしまいます。夏はアイスコーヒーもおいしい季節ですし。

家にいるときならまだ良いんですが、「外にいるときになってしまったら💦」という恐怖感もあります。

むくむ

下痢にならないときは、けっこうむくむことも多くなります。むくむ原因として「冷え」もあるので、やっぱりキンキンに冷えた飲み物は良くないんですね。

クーラーがないから汗をかく⇒水を多く飲む⇒体の塩分濃度が下がる⇒しょっぱいものを食べたくなる⇒さらに水が飲みたくなる

めちゃくちゃ悪循環!

もはや、むくみと下痢はついになってるかもなぁ(。-∀-)



【クーラーがない生活】体力がない人は気を付けた方が良い

クーラーがない生活をしていると「私はまだまだ体力があるな」と感じますが、体力がない人は本当に気を付けた方が良いですよね。

外とクーラーのきいた部屋の温度差で体力がなくなってしまうのか、クーラーがない方が健康的なのかは微妙なラインですが、ここ数年の夏の気温は、もはや凶器である。

暑くて寝られないのは健康に良くないのは間違いない。

あと、日本は湿度も高いから部屋の中もむしむしと熱がこもりますよね。これも熱中症の原因。

つけた方が良いかつけない方が良いかではなく、バランスですよね。熱中症には気を付けてくださいね。

海外の夏と比べて

日本よりも温度も湿度も高い国の人たちはどうしているんだろう?と気になって調べてみました。

ここ何年か見かけるニュースですが、フランスで40度超え。今年はドイツでも38度、その他スペイン、ベルギー、オランダなどでも観測史上最高気温を記録しているんだとか。

日本だけじゃないんだ!

温度が高いが湿度がなければ過ごしやすいヨーロッパ。と思いきや、猛暑で亡くなる人も多いそう。しかもクーラーがない所も多いんだそうです。

場所によっては湿度が高いところもあります。夏のフィレンツェに行ったことがありますが、フィレンツェは盆地。湿気で胸が苦しかった記憶があります。ローマも夏の湿度は高いようです。

東南アジアは湿気が多いのでどうなんだろう?

年間を通してあまり気温が変わらない東南アジアの国の人たちは、暑さや湿気に慣れているということもあるらしい。

ふと思い出したのは、NHKでやっていた「人体Ⅱ遺伝子」。タモリさんと山中伸弥教授がやっていた番組なんですが、人はだれしもDNAの突然変異があるということ。

番組でやっていたのは海に潜って生活をしている民族苦の話だったんですが、70メートルもの深い海に10分以上潜っていられるのは、脾臓を大きくするというDNAを持っているからなんだそう。

これは海に潜る人たちだけではなく、酸素が薄い場所で暮らす人々や極端な動物職だけでも健康に生きられる北極圏の人々も、同じようにDNAに突然変異からもたらされているんだとか。

もしかしたら、東南アジアの湿気が多い国の人たちは、湿気に対するDNAを持っているのかもしれませんよね。

カンボジアやタイの場合、一番暑い時期は4月5月でその時期は乾季にあたるそう。雨季の時期は気温は日本よりも低いみたいです。

日本に近い台湾では、日中は休むなどの対策をするらしい。そう言えば、インドに行った時もインド人たちは昼間は寝ていたな。

温度も高くて湿気がある日本は、やっぱり独特なのかもしれないですよね。

夜も眠れないくらいなんだから、サマータイムよりもシエスタだよなぁ(。-∀-)最近はシエスタを導入する会社もあるみたいですね。

まとめ

クーラーは、あるに越したことはない。

です。

海外へご旅行の際も、熱中症対策をお忘れなく(。-∀-)