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失敗したから伝えたい!海外旅行ではじめてのバックパックの選び方や目安

私がバックパックを使い始めたのは、もう10数年前になりますが、その頃かったバックパックをいまだに愛用しています。

で、なんか使いにくいんだよな~。友達が持ってるやつ使いやすそうだな~。でも、まだまだコレ使えるんだよな~。って思ったました。

最近、靴を見にアウトドア用品店に行ったんですが、チラッとバックパックも見てみたらお姉さんが話しかけて来てくれて、色々聞いていたら、私のバックパック、そもそもの選び方が違ってたんです。

10年越しに知るという・・・(;゚Д゚)

自分でも次回のバックパックを選ぶ時にも勉強になりました。

でも、ネット上で見る目安で選ばないで良かったかも。と言う部分もあります。

お姉さんに聞いた話も含めつつ、海外旅行(国内でも)に行くときに初めてバックパックを使いたい、どう選べばいいか分からない。という方の参考になればと思います。

私は女性なので女性目線で話はするともいますが、もちろん男性で初めてバックパックを買おうと思っている方にも参考になればと思います。

1、旅行用か登山用か

まずはじめに、バックパックを使う目的です。旅行用なのか登山用なのかで形が変わってきます。

私の場合、すでにこの時点で間違っていました(;^ω^)

登山用のバックパックを買ってしまっていたんです。

そりゃちょっと使いにくいわ。ってなりました。

1-2、【旅行用バックパック】

旅行用のバックパックは、外側に小物類が入るポケットが割と多くあり、色々とが出し入れが便利です。

店員さん曰く、「形は様々ですがポケットが付くことで横や奥に厚みが出るものが多いかもしれません。」とのこと。

また、チャックのものが多く、入り口が広く開けられるのも旅行用の特徴です。

実はこれが『使いにやすさカギ』なのでは?と思います。

1-3、【登山用バックパック】

登山用は「アルパイン」とも言い、特徴としてはバックパックの外側はシンプルでポケット類はあまりついていません。

形は安定しやすいように縦長で、背中にフィットするような形になっています。

バックパック1

これは私が使っているモンベルのアルパイン50リットルです。

表に紐はありますが、ポケットはなく作りがシンプルです。

横に揺られても安定しやすいように細身で縦長。登山中に木の枝などにひっかかりがないように外側はシンプル。と言うのが登山向きです。と店員さんはおっしゃっていました。

なるほど。好みじゃなくて目的別で選ばないといけなかったんだな。

私は歩きやすいように、自分の体の幅よりも細いか同じくらいのものが良いなと思い買ったのがアルパインでした。

最近は旅行用でも縦長で細身の旅行用のものもありますが、フォルムの好みは個人差かもしれません。とも。

1-4、私が使いにくいと思ったのは開く部分

私は希望通り細身のタイプのバックパックを購入したんですが、チャックか紐かは考えていませんでした。

アルパインはチャックではなく紐で締めるタイプです。(チャックのもあるのかな?)

バックパック2

これがどうにも旅行中には面倒です。

例えば宿でお風呂に入る時、明日の洋服を選ぶ時、「あれ?どこ入れたっけ?」となる時もあります。

この時、奥の方に入っていると全部の荷物を出すはめになります。

これが何とも面倒くさい。

これがチャックだとしたら、全面的に開けられるので探すのが楽なんです。

バックパック3

このバックは街歩き用で、数週間以上旅行に行くときにバックパックと一緒に持って行くもの。

水を買いに行くときはコレ使います。

とにかく開きの幅が広いと利便性がいいです。

アルパインは出し入れが少々面倒と言うデメリットがありますが、特に旅行には不向きと言うことでもないそう。

本当に細身がイイと言う場合はアルパインがいいそうです。

悩むところです。一つ「何だか使いにくい」と引っかかると気になってしまう。

1-5、旅行用と登山用どっちが丈夫?

旅行用にしても登山用にしても、バックパックは高い買い物にもなります。(ピンキリではありますが)25000円~30000円以上はします。

せっかく買うのだから壊れにくくてしっかりしたものが良いですよね。

少し前までは丈夫さで言うとやはり登山用の方が丈夫だと言われていました。

それは生地がしっかりしているということ。生地がしっかりしているのに軽いということ。

今は色々なバックパックが出て来ていて、生地がうんぬん。というようなことはそれほどないそう。

どちらかと言うと、チャックやポケットなどが多い旅行用のバックパックは登山用に比べると細かい部分は壊れやすいかもしれませんとのこと。

確かに、10年使ったら紐で締めるのとチャックだったら、チャックは壊れやすいかもな。と思いました。

とはいうものの、数万円もするバックパックは旅行用でも頑丈です。レインカバーを付けていれば劣化も防げると思います。

2、バックパックの容量

2つ目に必要なのはバックパックの容量です。

大型店で【バックパック】と言う点で見かけたのは、35~80リットルくらいの大きさが多かったです。

容量や大きさを選ぶ際にも、自分がどのようにしたいのか。というのはあった方が選びやすいかもしれません。

そして、目安は本当に目安です。

50リットルは大きいという口コミもチラホラ見ましたが、全然そんなことはありません。

と言うのも、店員のお姉さんが言うには、同じ50リットルでもメーカーによって異なります。と。

「あっちの50リットルとこっちの55リットルだと似てます。」と。

自分が50が良いかも。と思っても、選んだもので変わってきてしまうんです。

2-1、旅行に行く日数

よく言われる目安は日数です。

3~5日ほど:30リットル程度
2週間ほど:40~50リットル程度
1ヶ月以上:50リットル

 

アウトドアショップのサイトによって数字が違うこともありますが、これは本当に目安です。

例えばoutdoorのリュックは20リットル~28リットルくらいです。

バックパック13

(※outdoorはこのマークのリュック。)

私が街歩き用に持っているのは多分30リットルくらい。

このサイズで3日~5日行こうと思えば問題なく行けます。

が、私は国内3日でも50リットルのバックパックで行きます。ここは50リットルを選んで良かったと思っているところでもあります。

自分の荷物を持って行く、お土産買う、色々買う。もう、30リットルでは足りません。

これが冬場だったらなおさらです。

女性には50リットルは大きいという人もいますが、私が話を聞いた店員さんは小柄で60リットルのバックパックを使うそうです。

50リットル60リットルと聞くと大きいように思いますが、充分小さくできます。バックパックに入れるものにもよりますが、LCCの飛行機にも課金もなく問題なく預けられますし、持ち込みもできます。

私は、女性だからと言って30~35リットルくらいのバックパックを使うであれば、バックパックじゃなくて街歩き用のリュックでも良いと思ったことがありました。

街歩き用のリュックでも登山じゃなかったら十分で、友人はミレーの街歩き用のリュックで10日間ほど過ごしてました。多分30リットルくらいのもの。

街歩き用だと頑丈さに欠ける部分はありますが、その時に思ったのは「大は小を兼ねる」じゃないけど、小さくすれば必要なものが分かるかもな。という事でした。

私の場合はどうしても持って行くものが減らせなくて、大は小を兼ねるです。50リットルで満足してます。

体力にもよるかもですね。

2-2、旅行に行く季節

季節によっても容量は違って、やっぱり洋服って幅をとるんですよね。

切る上着は一着でインナーを持って行くだけであればもしかしたら夏よりも楽かもしれませんが、これも日数によるところはあるかもしれません。

が、やっぱり秋冬は荷物が多くなります。

旅行先の気候にもよりますが、洗濯物は冬場では乾きにくい。と言うこともあります。

下着や靴下やインナーなども、1週間以上行くなら洗濯もすることもあると思うんですが、冬場は本当に乾かない。

そう思うと多めに持って行くことになります。

これ、慣れていると少なくても良いんですが、私は最初、下着類や靴下は多めに持って行ってました。

現地で購入すれば良いのかもしれませんが、当時は貧乏旅行だったのでお金をかけたくないというのもありました。

ちなみに家の父は仕事で地方に行くことが多いのですが、1ヶ月でパンツ3~4枚と靴下3足程度です。冬場でも20リットルくらいのショルダーです。

「マジか!?」と、バックパックを使うようになって驚いたことはあります。この辺りは慣れて行くしかないのかもしれません。

2-3、旅行に行く目的

目的と言うか、何を持って行きたいか、何を持って帰ってきたいか。というような目的の違いによってバックパックの容量は変わると思います。

例えば私は、現地で買うより日本から色々持って行ってしまうので行くときの荷物が多いです。

多くなるのは水物。化粧水、クリーム、シャンプーなどです。

さらに、お土産もものすごくたくさん買いたいので(一期一会だと思ったら買ってしまう癖があります)、やっぱり50リットルのバックパックはイイです。

何を買うかって言うと「ポテトチップス」。あと布系。

海外では見たことのないものもありますし、国内でも現地限定を大量に買ってしまいます。

ちなみに私は、スーツケースでも半分空けて行きます。半分はお土産。

お土産だけに限ったこともないですが、現地で買ったものをどうしても持って帰りたいってなったときに40リットル以上は欲しいかな。というところ。

30リットルのリュックできていた私の友人は、お土産選びや現地で買うものも違いました。

水物は買わない。

大きいお土産は見てない。

そもそも荷物が少ない。

そんな感じでした。

目的と言うより興味の問題かもしれませんが、自分が旅行の時に何が必要かでもバックパックの容量は変わると思います。

2-4、バックパックの重さも重視

もう、10年以上同じバックパックを使ってきたので、バックパックの重さはそんなに感じていませんでした。

というのも、バックパックは軽いものだと思ってました。(軽いといっても手で持ってみると重量は感じますが)

それを考えるとモンベルのバックパックは優れているのかもしれません。さすが国産!

これも容量と同じようにメーカーで変わるとお姉さんは言っていましたが、お店で話を聞いたときに、「旅行用は付属部分が多いので少し重く感じると思います。」とのこと。

なるほど。シンプルなアルパインに比べて、同じ50リットルだと付属品が増えるので重くなるんだな。

でも、ここ数年で変わってきているみたいで、革とか布じゃなかったらそんなには変わらないと思います。

これもお店に行って実際に持ってみると良いと思います。

どちらかと言うとメーカーの違いで重さが違うように感じました。

3、バックパックが男性用か女性用か

女性の方は特に『女性用』と言うものに惹かれるかもしれません。

私が勝ったモンベルのものは当時一種類しかありませんでした(あったのかもしれませんが見かけなかった)。今は男性用も女性用もあります。なので、私が持っているものは今となっては男性用の部類のものです。

そもそも、男性用、女性用と言うように分かれていないメーカーもあると思います。

いつだったかモンベルで、男性用と女性用の違いについて聞いたことがありました。

その後も友人のバックパック選びについて行って、アウトドア用品店の方に聞いたことがあります。

3-1、バックパック男性用女性用は肩幅の違い

モンベルで聞いたのは(数年前の話です)、同じサイズで同じ容量だけど、どこがが違うのかという事。

基本的には肩幅のことを考えて、バックパックの方にかかる部分(ショルダー)の幅の違い。ということでした。

バックパック4

でですね、肩の幅が異なることで、同じサイズでも背中にあたる部分なども形が変わってくるという事でした。

ほう。確かに。と思う反面。私は男性用と同じものでもフィットしている・・・。とも感じました。

まぁ、確かに背も高い方だし骨格もしっかりしてますけど・・・。

メーカーによっては肩の幅が調節できるようになっているものもあります。

話を聞いた女性の店員さんも言っていましたが、この辺は本当に体に合うか合わないかなので背負ってみて確かめた方が良いと思います。と。

調節できるようになっているものは、その分壊れやすいのかな~。と思うところはあります。

これはお店に行って自分に合うか確認したい所です。

3-2、体格・体力に合わせて選ぶ

自分の思っている骨格や体形を過信してはいけません。

私は過信してましたよ(*´з`)。女だからと思ってたけど、自分はけっこう肩幅広いってことを知りました。

自分は背が小さくて骨格も小さい。と言う場合でも、メーカーによっては問題なく男性用のものを使用できます。

反対に、背はあるけど肩幅がせまい男性は女性用でも良いんだそう。良いというよりも、女性用の方がしっくりくる人もいるんだそう。

こと、モンベルのバックパックに関しては私は男性用でも問題なく背負えますが、だからといてすべてのメーカーの男性用が背負えるよいう事でもありません。

今回話を聞いたのは女性の店員さんだったので、同じ目線で納得できましたが驚きました。

「私なんか20~30キロ担ぎますし、体に合うか合わないかだと思いますよ」と。

特に男性用か女性用と言うことにはこだわらない方が良いのかも。

っつーか、30キロ背負えるの!!?という驚きがすごかったです。

考えてみてください。飛行機に預けるのが20キロまでです。

20キロってけっこう重いですよね。さらに+10キロ。

どちらかというと、どのくらいの重さを背負えるか。という、フィット感+体力面で見た方が良いのかもしれません。

4、バックパックの一番重要なのはフィット感

まず、バックパックに大切なのは背中にフィットするかというもの。

10キロ20キロの荷物を背負って歩くのに大切なのが、負担にならない事です。

これは男性用でも女性用でも関係なく自分の背中にフィットするかどうかが重要です。

そして、男性用女性用に限らず、どのメーカーのものが自分に合うかと言うのも選ぶ基準になります。

残念ながら、自分が「このメーカーのこのサイズが欲しい」と思っても自分に合わないこともあります。

これは洋服なども同じ。

雑誌で見たりネットで見て「素敵だな」と思うようなものも、実際に見て触ると異なることがありますよね。

この辺りは話を聞いた女性店員さんもおっしゃっていましたが、

「本当に自分に合ったものを探したい場合は、何度もトライしてください!」

とのことでした。

私はもちろん男性用のものも背負えますが、20キロと言う荷物を担いで数週間過ごすとなると女性用の方が良かったのではないか?と思うこともあります。

でも、男性用の方がしっくりくることが多いです。

お店によっては数キロの袋のようなものがあって背負ったバックパックに入れて試させてくれます。

選ぶのには難しいですが、重さがあるのとないのとだけでも背中のフィット感が違います。

それを何時間も持ち運ぶとなると、お店で納得するのは難しいかもしれませんが、いくつか試してみると良い思います。

さっきとは違う。と言う感覚が分かると思いますよ。

5、リッド(雨蓋)は必要か

リッドとは、バックパックの一番上についている取り外しのできてデイバックにもなるものです。

バックパック5

直接取り外せるので、大きい荷物を宿に置いて小さいバックで日帰りで観光を楽しみたいときなどに便利です。

バックパック6

私としてはあると便利だな。と思っているんですが、なくても問題ありません。

というのも、他に小さい鞄を持って行くからです。

あった方が良いというのは、預けるときや雨の時にあると安心。というくらい。

どのくらい安心かと言うと、かなり安心。

私はココにトイレットペーパーやティッシュなど、つぶれても使える用途のものを入れています。

店員のお姉さん曰く、「最近のバックパック(旅行用でも)は、リッドついてるものが多いですね。」とのことでした。

チャックが前面に出ているより、それを覆うようにあるリッドは人気なのかもしれません。

6、ベルト(ヒップベルト)は必要か

ベルト(ヒップベルト)とは、腰のところにあるベルトです。

バックパック7

ヒップベルトはバックパックを安定させるためにあった方が良いと思います。

重い荷物はコシのベルトがないと全て肩にかかってきてしまいます。重さを腰にかけるようにベルトが付いています。

が、ミレーのリュックできていた友人のものにはついていませんでした。

とくにこだわらなくてもいいのかもしれない。とは思いますが、あると楽です。

おそらくヒップベルトのついていないバックパックは少ないと思います。話を聞いた店員さんは「40リットル以上のものにはほとんどあります。」と言っていました。

いくつか見たんですが、確かにみんなついていました。厚みや細さの違いはけっこうありました。

50リットル60リットルになるとかなりしっかりしたヒップベルトでした。

バックパック8

50リットルだとけっこうしっかりしたヒップベルトです。

私は海外旅行に行くときの荷物の重さは20キロ近くになります。しっかりしてる方が歩きやすいです。

でも、取り外しができるので必要ない時には外すことも可能です。

バックパック9

私のバックパックはベルトの厚みのある部分も取り外しができるようになっています。

でも、外すのはけっこう面倒くさいです。

取り外すとかなりシンプルな感じになります。

バックパック10

もしかしたら、メーカーによっては取り外しができなくて直接ついているものもあるかもしれません。

一番邪魔になるのが、国内でバックパックを背負って電車に乗るとき。

背中から降ろすことも多いので腰に締めていないことも多いのですが(いや、締めとけよって話なんですが・・・)、もっと簡単に外せたらな~と思うことも多々です。

6-1、ちなみに背板も外せます。

背板とは、バックパックを背負うのに腰や背中にフィットするように(安定するように)、背中の部分に入っているフレームのことです。

私のバックパックの背板は、内側から取り外しができるようになっています。

バックパック11

取り出すとこんな形。

バックパック12

かなりきっちり入っているので、取り出すのはけっこう面倒です。

本当は取り外さない方が良いのですが、私のバックパックの場合は背が高いので外さないとLCCの荷物が課金されてしまいます。

既定のサイズよりはみ出てしまうんです。

1回、取り外して機内に持ち込もうと思ったら、持ち込める長さも決められていてダメでした。その時は追加料金を払いました;つД`)

軽い荷物の時は、背板もヒップベルトも外してしまうこともあります。

7、バックパックが2気室かどうかは好み

旅行用でも登山用でも2気室になっているバックパックがあります。

1気室はバックパックは一番大きい場所が1つのもの。

2気室は一番大きい場所が上下に分かれて2層になっています。

出典元:karrimor.jp

登山の場合だと寝袋など大きいものを。旅行用ではカメラやパソコンなどを収納する場合もあるそう。

2気室のバックパックを友人が使っていて「使いやすそうだな~」と思ったことがありますが、使ったことがないので何とも言えないというのが本音です。

例えば私なんかは、荷物をぎゅうぎゅうに詰めることもあるので、これが2気室だったら入らないかもな。と思うこともあります。

友人は特に使いにくいとは言っていませんでしたが、長く歩くような旅行ではなかったので不便さは感じなかったのかも。

重さのバランスが難しいかもしれませんが、取り出しが便利だと思います。

どうしても使ってみないと分からないこともありますが、頻繁にとりだすことの多い方は良いかもしれません。反対に、長い時間バックパックで歩く場合は1気室の方がいいのかな。

8、どこのブランドがいい?

人気のブランドと言うとこのあたり?

・mont-bell(モンベル)
・karrimor(カリマー)
・MILLET(ミレー)
・deuter(ドイター)
・Patagonia(パタゴニア)
・GREGORY(グレゴリー)

ブランドで選ぶというより、やっぱり大切なのはフィット感や使いやすさです。

上のブランドであれば日本人に合いやすいと思います。お店にもたくさんありますしデザインも豊富です。

色々背負って試してみて何点かに絞って行くといいと思いますよ。

9、デザインって必要?

う~ん。私はデザインで選んでしまったのですが、こだわりがなければ重要視しない方が選びやすいかもしれません。

お店で話を聞いているときに、「お、これカッコイイ」と見たバックパックはアルパインのものでした。

やっぱり好きなんですよね。シンプルなデザインが。

個人差もあると思いますが、このへんはこだわりですからね。

とはいうものの、10年使ってみて分かったのは、何年も使うならシンプルで派手じゃない方が良い。です。

昔かったゴアテックスの帽子はものすごく派手で、当時はその派手さが流行ってました。

今帽子をかぶろうと思うとちょっと恥ずかしい。

チャムスとか色使いの可愛いものもあって惹かれてしまう自分もいますが、10年後。となるとちょっと避けてしまいます。

2個持ちとか3個持ちとかするなら良いんだと思います。

でも、ネットでカッコいいからと買うようなことはしない方が良いと思います。

ちゃんと試した方が良いですね。

10、防水カバー(レインカバー)もお忘れなく

レインカバー1

メーカーが決まったら、同じメーカーでリットル別に防水カバーが売られているので一緒に購入するといいと思いますよ。

特に同じメーカーじゃなくても良いと思いますが、同じ方が大きさがしっくりきます。

一番重要性を感じたのは、飛行機で荷物を預けたときです。

スーツケースでも傷がついて出てくることってあると思うんですが、防水カバーがめちゃくちゃ黒くなって傷がついて出てきたことがありました。

「何で!?」と思うくらい。

おそらく他の人のスーツケースのタイヤの部分だとは思うんですが、擦れたりしたんでしょうね。

これが直接バックパックだと思ったら、けっこう劣化してたんじゃないかと思います。

そう。防水の目的はもちろんなんですが、バックパックを劣化させないためにもあった方が良いです。

10.2、防水カバーのお勧めはストラップ2つ

形や素材などはメーカーによって様々で、同じメーカーのものがいいと言いましたが、お勧めはストラップが2つのもの。

バックパックの大きさにもよりますが、2つついていた方が外れにくく崩れにくいです。

私はモンベルのバックパックですが、違う防水カバー(レインカバー)を使用しています。

というのも、バックパックを買った時に一緒に防水カバーも買ったんですが、洗濯して干しているときに飛ばされて、見つからなくなりました。

同じものを買おうと思ったらもうなくて、その時のモンベルの防水カバーのデザインや色が好みではなかったので違うものを買いました。

モンベルは毎年デザインが変わる!欲しいと思ったものがもうないっていうのが多いです!!

違うものを買ってみて、やっぱり必要だったな。と思ったのが、ストラップが2つという事。

レインカバー3

今使っているのも、かなり色々見て買いました。カバーの質や頑丈さなど、もつように買いました。

が、使ってみたらやっぱり前の防水カバーが忘れられない。

外国製のストラップの頑丈さは日本製にはかなわないのか!

などなど、使ってみたから分かることって本当にあります。

ちなみに、防水カバーは普段小さくたたんでします。なので、くしゃくしゃになってしまいます。

レインカバー4

昔のモンベルの防水カバーは、このシワも入らなかったし、もっときれいにフィットしてました。

あぁ、なぜ廃盤にしたのよ~~~(;O;)

バックパックの選び方まとめ

話を聞いた女性店員さんは、「自分がどのような機能が欲しいか、というのをまとめてみるといいと思います。」と言っていました。

確かにこれが一番大切。

なんですが、初めてバックパックを買おうとする場合、自分に必要なものというのもわからないですよね。

・紐かチャックか
・容量
・背中にフィットするか

これが一番分かりやすいかな。

バックパックを探し出すと一番先に目につくのがブランド。その次に自分の好きな色やデザインなどが目についてしまいます。

実はそこはあまり関係なくて、自分の体格や必要性に合わせていくと、おのずとブランドは絞られるんじゃないかと思います。

一番は、とにかくお店に行って試着すること!!

色々なお店に行って話しを聞くと、けっこう違うことを店員さんが言うので迷ってしまうという経験もありました。

とにかくここは譲れない。というのが1つでもあると良いのかな。

私の場合、譲れないのはバックパックが細身という事。で、チャックで開く部分が広いという事。

色の好みや大きさも考えていくと、これがなかなかない。

高い買い物なので、自分が納得するものがいいですよ。と女性店員さんもおっしゃっていました。

あぁ、2つ目買おうか悩んでいますが、今のものがものすごく頑丈で全然劣化しないので、悩みどころです。

どんなものにしようか、これを背負って行ったら・・・考えるとワクワクしてしまいます。

良い旅を(´▽`*)