予約をして江之浦測候所に行ったんですが、送迎バスの空きがなく、どうしたもんか?と考えた末、結局、根府川駅から歩いて江之浦測候所まで行きました。
と言いますか、ちょっと散策がてら歩いて、バスが来たらバスに乗れば良いし、疲れたらタクシーで行けば良いか。
と考えてたんですが、結果、歩いてしまった(。-∀-)
しかも、遠回りしてたっぽい(。-∀-)
しかもしかも、雨も降ったりやんだり(。-∀-)
根府川駅から江之浦測候所まで徒歩
Googleマップによると、根府川駅から江之浦測候所まで徒歩で行く場合、いくつかのルートがあります。
根府川駅の駅前を通っている道は「県道740号」で、740号をまっすぐ歩く道と、740号をショートカットする道と、一度海の方へ向かい、国道135号を歩くルートです。
- 県道740号沿いを歩く
- 県道740号をショートカットする
- 県道740号から国道135号へ出て再び県道740号へ戻る
全く土地勘がないので、行く前に地図をパッとみて「なるほど、何通りかあるんだな」とだけ。
「現地でまた見て行けば良いか。」なんて思てたんですが、思いのほかスマホの充電の減りが早く、開くのをためらった結果一番遠い県道740号沿いの道を歩いてました(´-ω-`)
でもね、景色は良かったですよ(*´▽`*)
根府川駅
根府川駅は無人駅で小さな駅ですが、目の前が海と言う絶景。
雨が降っていなかったら、駅の中から撮った写真は青空と青い海できれいだったと思う。
駅の目の前が県道740号で、駅を出たら左に歩いて行きます。
運命の分かれ道(?)1【寺山神社】
駅を出て郵便局の前を通り少し歩くと、すぐに右手に「寺山神社」という神社があります。
雨が降っててじっとりしていたのでよらなかったのですが、晴れてたらなぁ・・・。
実は、このまま県道740号を進むと海沿いへは出られず、寺山神社の向かいの階段を下らなければならなかったようです。
ちなみに県道740号をショートカットするのもこの道。
Google先生、そりゃ見のがすよ!
階段を下りて行き線路の方へ、東海道本線の線路をくぐり抜けると「干物の山安」というひもの店の目の前に出ます。店の前はすぐ国道135号です。
135号沿いには「鈴廣かまぼこ」の江の浦店もあったり、それはそれでよりたかったなぁ。と帰ってきてから思ってるんですが、次に行くときはそうしよう。という楽しみも増えました。
国道135号をまっすぐ進むと左手の海沿いに「磯料理うしお」という食事処がありますが、その手前右手に坂道があって、江之浦測候所に行くにはそこを登っていきます。
これがまた少し分かりにくい。道は1本で、途中に「江之浦俯瞰」という景勝地があります。すごく小さい場所ですが、海と空と、上から踊り子号を眺められるそうです。
時間があったので江之浦俯瞰にも行ってみたいと思っていたんですが、雨降ってるし疲れすぎて断念。次は絶対!!
運命の割れ道(?)2【関所跡入り口】
寺山神社を過ぎて少し歩くと「関所跡入り口」というバス停があり看板が立っています。ここまで来るのに10分から15分くらいかな。
県道740号をショートカットするには、関所跡を通っていく道もあるようです。
関所跡の看板に目を取られたり。
なかなかの絶景。と楽しんだり。
なかなかの絶景には下へ続く道があるんですが、そこを下っていくと「関所跡」。
Google先生、これまた分かりずらい!!
細い道がいくつか分かれているので、ショートカットする場合は是非Googleマップの確認を!
県道740号沿い
関所跡入り口のバス停を過ぎてしまうと、ショートカットできる場所はなさそうです。
ただただ、ひたすらに、前へ進む飲み。
県道740号の白糸橋ではマス釣りができるようです。
茂り過ぎてなんのこっちゃ分からんな(。-∀-)
この白糸橋を過ぎたあたりから、影ができるのか風が吹き抜けるのか、けっこう涼しい。
どんどん上っていくと海が見えてきます。
これはこれで県道740号で良かったかもな。と思うところです。
そして、さらに登っていくと「天正庵跡」というバスの停留所があり、中には入れないのですが説明書きがあって歴史を感じます。
ここは、天正18年(1590)豊臣秀吉の小田原戦役の際、秀吉が千利休に命じて、大野五郎兵衛の屋敷内に茶屋を設けたところである。
「天正庵由来記」によれば「天正18年5月の頃、秀吉公、小田原の北条を責める折柄、諸将の労を癒めんとて、利休、前波半入らに命じて当村五郎兵衛屋敷内に数寄屋(茶屋)を囲い結ばしめ、橋立の茶壷、玉堂の茶入、その他名器等をかざりつけ、公(秀吉)手づから茶を点じ、家康(徳川)、信雄(織田)、忠興(細川)、氏郷(蒲生)などに給り、饗応の中、公輿のあまりに、給士の青女房に金の扇子10本ばかり取り出し、躍れ踊れと利休 半入 女房達と共に輿じければ、諸将各長陣の労を忘れける」とある。
ここは天正庵の大野家には、秀吉から拝領の酒器、木杯や、秀吉が使用したといわれる基盤などが保存されている。
この看板の隣にパン屋があるんですが、後で調べたら「麦焼処 麦踏 (ムギヤキドコロ ムギフミ)」という中々有名なパン屋でした。
湘南小麦が絶品なんだそう。次だな(。-∀-)
あとは登って登って行くと、左手に江之浦測候所の駐車場です。
かかった時間は1時間弱。
はぁ。雨で湿気が多い暑い日の歩きは尋常じゃなくばてました(;´∀`)
しかし、江之浦測候所で感じる風は最高に気持ちよかった!!
ウォーキングトレイルができるコースもあるようで、涼しくなったらまた歩きたいな。山から海を眺めるのは良い。うん。良い。