※写真のカニは係の人が手に乗せてくれたカニです。自分でとってはいけません。
今年(2019年)のゴールデンウイークは10連休かぁ・・・。あんまり関係ないなぁ。
去年は何してたっけなぁ・・・。あ、みさきまぐろきっぷで小網代の森に行って、三崎港で寿司食べたわ!!
って思い出して書いてます。
小網代の森でカニダンスを見て、ボランティアの人たちが説明会(?)教室(?)を開いていて、参加してみました。
小網代の森でカニダンス
小網代の森を抜けると海と川がぶつかる場所につくんですが、干潟が続いています。
この干潟では、カニが穴を掘り出入りしている姿が見られます。
カニの種類は数十種類もいるそうで、三浦海岸で有名なのは「アカテガニ」と言う、森にすむ珍しいカニ。
アカテガニが見られるのは7月~8月の夏のようで、ゴールデンウイークには見られませんでした。残念(;´∀`)
見られたのは「チコガニ」と呼ばれる小さいカニ。
巣穴から出てきたと思ったら、一斉に踊るようにハサミを持ち上げます。これが「カニダンス」。
めっちゃくちゃかわいいです!
この「チコガニ」。オスはきれいな水色で、メスは赤い色なんです。係の人が説明してくれました。
写真のはオスで水色なんですが、残念ながらきれいに取れなかった(;´∀`)
実際はめちゃくちゃきれいな色してます。
カニダンスって何?
なんでハサミを上げ下げするの?って疑問に思いました。
ハサミを上げ下げすることを「ウェイビング」と言うそうですが、解明されていないことも多いそう。
どうやら、繁殖期にオスがメスに対し、求愛するためと考えられているそうです。
やだっ!カニがいっせいに干潟の真ん中で愛を叫んでるわ!
そう思うとロマンティックである。
看板の説明によると、カニダンスをするのはオスだけ。
後で調べてみたら、メスのカニダンスも見られることもあるみたいです。
あれ?そういえば赤いカニもバンザイしてた記憶が・・・。
調べていった方が感動することもありますよね。素通りしたな。
夏の干潟の主役は、カニダンスです。海の潮が引いて目の前の湾が干潟になっているときにみられます。
ダンスの踊り手はオスだけです。求愛や縄張り活動の意味があると言われていますが、解明されていない動きもまだまだあります。
干潟のカニは、カニをえさにする鳥が見ると砂色、泥色で目立ちませんが、カニも目線で見ると、色鮮やかな宝石のような色をしています。
と書かれています。
確かに、上から見てると、どこから顔を出しているか分からないことが多かった。「ほら!あそこ!!」と言われてもあまりわからない。
少ししゃがんでみると、カニの内側の色の美しさが分かります。
何が感動したかって、私は色だったんですよね。
写真に残ってないのが本当に残念。写真~には~写らない。
アテガニ教室に参加
干潟のカニをパシャパシャと写真におさめていると、「この後、カニの説明をしてくれるから参加しませんか~?」と言う声が。
おぉ、それは聞きたいと思い参加しました。
一応100円。
アカテガニの話を聞く前に、一応勉強。
看板が立っていて、簡単な説明が書かれています。
アカテガニは、森にすむカニとも言われ、水から離れて暮らすことのできる不思議なカニです。
小網代の森は、アカテガニが生きていくのに必要な海、川、森がつながっているので、とても棲みやすい環境なのです。
斜面に無数に空いている穴は、カニ達のアパートです。
アカテガニは斜面の小さな穴や岩の隙間に棲んでいます。
耳を澄ましてみると、「カサカサ」とカニ達の歩く音が聞こえませんか?落ち葉の木の下や木の上でも見ることができます。
あ、穴とか気にしてなかった。。。
実は、ここに来るまでアカテガニがどういったものか知りませんでした。
何も知らないで来てしまったんですよね。だから、穴とかも気にしてなかった。
これ、知ってたらまた違った見方ができたのかもな。と、ちょっと後悔です。
うん。でも、また来よう。
ボランティアの方がカニの説明をしてくれました。
夏の前、土日や祝日に来てお話しているみたいです。ゴールデンウイークももれなく聞けると思います。
以前はたくさん見ることができたアカテガニは、今は激減しているそう。
それは、道路ができたり家が立ち並ぶことで森がなくなってきているからなんだとか。
その中で、これだけ多くのアカテガニを見られる三浦半島は珍しいんだとおっしゃっていました。
小網代の森は、森と湿地と干潟がある首都圏唯一の場所なんだそうで、だからこそ森にすむアカテガニが見れる。とも。
これがアカテガニ。
アカテガニは森に棲んでいますが、夏の時期になると産卵のため海岸に降りてくるんだそうです。
「この時期にいるんですか?」と聞いたところ、
「まだ海岸の方に降りてくるアカテガニはすくないんですけど、たまに間違えて降りてきちゃう子がいます」だそう。
私たちが歩いてきた道のりを、子供を産むために一生懸命海に向かって歩いてくる。
はぁ~(*´ω`)感動である。
やだっ!笑ってない?
色々な種類のカニを見せてもらって、他にも魚とか、説明を聞いたんですが・・・。なかなか覚えていないもんですね。
「小網代の谷のカニ図鑑」なるものも販売されていました。
買えば良かったかな。
行く前は「カニかぁ、、、。」って思ってたんですが、すごい勉強になりました。
小網代の森でカニを見る際は、是非参加してみてはいかがでしょう。
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