そう言えば上野でやってる「人体~神秘への挑戦~」展っていつまでだっけ?
と調べたら、6月17日までじゃないか!?
ギリギリだと混むだろうな~。と思って、早速行ってきました。
早速も何も、何ヶ月も前からやってたんだから行けばよかったのに・・・。
NHKで予習
調べてたらタモリさんがIPSの中山教授と出ている。
NHKで「人体~神秘の巨大ネットワーク~」というシリーズで今年の頭から放送している!
知りませんでした。
そう言えば4月くらいから丸々2カ月間、録画したブラタモリ見てなかったけど中山教授の回があったなぁ。と思い出す。
行くんだったら先に見た方が分かりやすいかも。と思いながら録画した回を見だしました。
そこで分かったのがシリーズだったという事・・・。
なぁにぃ~( `ー´)ノ他のも見たい~!
でも、時間もないし諦めてその回だけで予習しました。
国立科学博物館は平日の雨でも混んでました
平日に休めるってこういう時良いよね~。とか思ってたら「混み合っています」だってさ。
お昼すぎたらさすがに人が増えるだろうと思って午前中に行ったのに!
ツイッターでチェックしたら込み具合を見れるけど、5分~10分待ち。などと記載されていました。
でも、並ばなかった。
チケットが安くなったよ
昔はカード払いってできなかったと思いますが、最近は美術館や博物館でもカードで支払えるんですね。場所にもよるか。
チケット買うときに聞いたら、国立科学博物館はカードで払えました。
しかも「To Me CARD(東京メトロのカード)」で100円引き!
期待していなかっただけにちょっと嬉しい。
写真はNG
ですよね~。
後で写真を撮れる場所もあるそうで期待。
説明書きだけだと少し難しいかな。と思って、今回は珍しく音声ガイドを借りました。声はこじるり。
だいたい説明書きに書いてあることを読むと分かるんですが、最後の方に特別出演してた、展示を監修した方の話を聞行けたのは面白かったな。借りて良かったです。
主な展示作品と見どころ
全部が見どころと言ってしまいそうですが、これは見た方が良いと言うのを紹介。
1、ダ・ビンチ室
最初にあるのが解剖についてとか、どう始まったとか、ダ・ビンチの説明です。
既に混んでいる・・・(*_*;
ダ・ビンチ本人が描いた解剖書が飾られています。これはこの後もチョコチョコ飾られています。
ダ・ビンチの話は「タモリ×中山伸弥」で詳しくやってました。ダ・ビンチが解剖をやっていたのは有名な話ですよね。
タモリさんの番組の中では、ダ・ビンチが解剖書を書く以前に世の中で描かれていた解剖図も紹介されていまし
腸がペロペロキャンディーみたいになってるんです。
ルネッサンス以前は人の解剖が禁じられていたので、動物の体を使ってヒトの体の中を想像していたんだそうです。
ホームページに描かれているのはアンドレアス・ヴェサリウスが描いた図で、博物館内の壁一面に描かれています。原本も置かれていますよ。
表面から筋肉をはぎ取るように解剖したそうで、その連続図も見入ってしまいます。
ここでの見どころ!
キンストレーキとワックスモデルは見所です。
キンストレーキは日本の幕末から使われてきた人体模型で、医学生の勉強のために作られたものなんだそう。
日本には現在4体しか残っていないんだそうですよ。
キンストレーキが使われる前までに使用されていたのが蝋製模型(ワックスモデル)で、壊れやすくすぐダメになってしまっていたんだとか。
もし今から行かれる方は、キンストレーキの模型の後ろに回ってみてほしい!
筋肉の入り組み方が分かります、いいケツしてます!
2、循環器系・泌尿器系
ここではいくつかの映像が流れているので混みこみです。
血液循環の理解の歴史や腎臓などの説明や、動物と人間との違いが説明されています。
ここでの見どころ
映像の手前にレントゲン写真がありますが、レントゲン写真を発明したレントゲンさんの奥さんの手が映し出された写真です。
もう一つは腎臓や心臓の大きさです。
ヒトの腎臓や心臓をはじめ、他の動物のものも展示されています。
象の心臓の大きさには驚きました。子どもの胴体くらいあったかな。
3、神経系
脳神経や体の神経についての展示と説明です。
神経は透明なので、発見がむずかったんだそう。そこで色を付けて観察したんだって。
脳神経のシナプスも面白かったです。
ホムンクルスの人形も置いてありました。
一体しかないと思ってましたが、神経ごとに分かれた人形があるのは知りませんでした。
全然関係ないですが、漫画のホムンクルスは面白いよ。
ここでの見どころ
やはり脳のシナプスの模型とかがすごかった。
個人的にはホムンクルスのTシャツがあったら欲しいな。(見どころじゃねぇし!)
3、消化器系・呼吸器系
ここでは胃や腸や肺などの展示がされています。
ここでも動物の胃や肺の展示がされていますが、キリンの胃がやばかった!
なにこの大きさ!お腹いっぱいにならないだろ!!ってくらい大きいです。
ここでは音声ガイドでスペシャルトラックがあります。
音声も聞きどころ。
4、運動器系・人体の発生と成長
筋肉や骨、胎児の成長などについて展示・説明があります。
この時点で、混みこみの中椅子もなく歩いてきた私は、壁に寄りかかって注意されます。
座るところがないのがきつい。
頭がボーっとしてきたので、少し覚えてない所も。。。
見どころは・・・。手の関節かな。(なんじゃその説明!ですよね)
うん。疲れてきてるのは確か。
トイレと休憩所は、この後のシアターを出たところにしかありません。
NHKスペシャルの展示
部屋に入るとタモリさん!!
テレビでやった内容なんだと思いますが、見てないので分からない~。
あれ?ひげ生えてましたっけ?口かな?口なのかな?
それにしてもすごい。やはりレゴは最強だわ。
ネットワークシンフォニー
「体の中は 驚くほど美しく、騒がしい」
何だかぐっとくるな。カッコイイ。
天井にはカラフルな臓器。
人体から発せられるメッセージが流れます。
床にはダ・ビンチのウィトルウィウス的人体図。
人が多すぎて、踏まれまくってました。
暗闇なので少し落ち着くし、きれいで騒がしかったです。
廊下
廊下に飾られている写真(?)は、ラットの細胞に色を付けているそう。
絵画展か!?というほど鮮やかで、これはこれで美しい。
モネの絵を見ているような、そんな気分にもなったり。ならなかったり。
みんな疲れているのか、けっこう素通りしてしてましたね。
おみやげ
良いのがあったら買いたかったんですが、いまいち。
そんな可愛いのが欲しいんじゃないのよ~。もっとリアルな何かが欲しいのよ~。
と言う感じで、かわいくアレンジされているものが多かったですね。
所要時間
3時間
平日だったので、混んでいましたがけっこう見れたと思います。
これ、土日だったらと大変だろうな。子どもとか特に大変そうです。
11時に入って、出たのが14時。
入り口は並んでました。
おお、午前中に来ておいて良かったな。
以前国際フォーラムでやった「人体の不思議展」も行きましたが、内容は全然違いました。
あの頃よりも人体について分かってきたことがあるんだろうな。と思いました。
私が二十歳くらいの頃、私たちの世代は人生40年ほどだ。と聞いたことがありました。
それは、添加物の多い食事になっていること。
最近は、120歳まで生きれるようになると言われています。
医療の進化や、人間の体が今まで思っていたこととは違っていたことや見つかったものがあるという事なんだそうです。
さて、120まで生きることを考えて、雨の上野をアスカを聞いて帰ります。