心にぐっとくるTV番組

NHK人類誕生第1回【こうしてヒトが生まれた】を見た感想は偶然ってすごい!

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あることをふと思い出して調べました。それは、人類の遺伝子をたどるとアフリカの女性につながるというもの。

そもそもなぜ思い出したのかというと、友人とのお酒の席で「お酒の強い人と弱い人の差って何だ?」って話になったからです。

まぁ、その話とは関係なく、そう言えば人類の遺伝子はアフリカだったよなぁ。と思い出したわけです。

で、またまた思い出したのが、そう言えば「人類誕生」を録画してたな。ということ。

4月くらいから、見たい番組を録画してなぜか見ない。という現象があったのですが、やっと見ました。

そして、めちゃくちゃ勉強になったんです。偶然ってすげぇ!

NHKスペシャル「人類誕生」

高橋一生さんがナビゲータをつとめる、NHKスペシャル「人類誕生」シリーズ。

「人類はなぜここまで繁栄できたのか、そのなぞと起源にせまる」というもの。最新のCG技術をいかし人類の祖先の姿をリアルな姿でよみがえらせた。というのも見どころです。

録画したくなったわけを思い出しましたよ。

私たちにつながる祖先は、決して強者だったわけではなくか弱い存在で、度重なる危機の中、たくさんの幸運と偶然で生き残った。というんです。

第1回目は「こうしてヒトが生まれた」です。

人類は20種類いた

約700万年前、人類の祖先はアフリカで誕生したと言われています。

それまではチンパンジーやゴリラなどの類人猿とともに繁栄してきましたが、人類の系統が枝分かれしていきます。

現在分かっているだけでも20種の人類がいたんだそう。

そして、多くの時代で複数の人類が同時に生きていたと考えられ、ときにはし烈な生存競争を繰り広げていたんだそうです。

枝分かれした人類は現在の私たち「ホモ・サピエンス」につながりますが、その他の人類は皆、子孫を残すことなく絶滅したと考えられています。

その中でも今の人類への道を切り開いたのは「アルディピテクス・ラミダス」

二足歩行の「アルディピテクス・ラミダス」

ラミダスは、450万~430万年前に生息し、身長およそ120センチ、体重およそ40キロ。

2本足で歩いていたことが確認されている最古の人類です。

今では砂漠になっていますが、かつては森が広がっていた場所。エチオピアの発掘現場で骨格が発見されています。

数百もの骨を拾い集めて、なんと10年がかりで復元に成功したと言うラミダス。

頭は小さく、手足は長く腕と脚はほぼ同じ長さ、指は親指が短く他の4本が長いと言う特徴。

また、土踏まずがなく全体的に平らで、その足はモノがつかめる猿のような形なんだそう。木の上で生活していたことがわかります。

土踏まずの有無だけでなく、骨盤の形からも二足歩行をしていたと考えらるそう。

チンパンジーの骨盤は縦長で、人類の骨盤は横長です。これは、立った時に下がる内臓を支えるため。

ラミダスの骨盤は横長で、チンパンジーよりも現代人に似ている。つまり、二足歩行をしていたと考えられるという事。

しかも、木の上で暮らしながら二足歩行をはじめていたことから、二足歩行は草原で始まったと言う従来の常識を覆したとも言えます。

二足歩行の誕生にはこんな仮説もあるそう

・敵を威嚇するため
・周囲を警戒するため
・エネルギーの効率化のため
・道具を運ぶため本文を入れる

 

森で暮らしていたが、森では猿のような四足歩行が多数派でした。二足歩行は安定性も悪く速度も遅い。

しかし、なぜか二足歩行に彼らの方が生存競争に勝ってしまった。

それは地殻変動にありました。

アフリカの地殻変動

それは、発見現場の地形に関係していました。実はここでは、二足歩行を始めたものがたまたま有利になる大地の大変動が起きたんです。

約2000万年前からアフリカの東部で進行していた地殻変動で、地下で大きぼなマントルの上昇が起こり、アフリカを引き裂くように山脈が形成されました。

西側からくる湿った風が山脈で遮られた東側では乾燥が進み、木々がまばらな場所が増え、やがて草原に変わってしまったのです。

森が縮小し、果物や森の恵みが手に入らなくなっていく。すると、二足歩行していたラミダスは遠くからエサを運ぶことができ有利になりました。

木登りが得意なサルたちを逆転し生存競争に勝ったというわけです。

スタジオで高橋一生さんはこんなことを言っていました。

すごく不思議なんですよね。なんか、進化っていうのは、ある意図が存在しないと。って僕はちょっと思うんですけど、たまたまっていう形っていうのはどうもねぇ

それに対し、人類進化の研究の第一人者でもある国立科学博物館名誉研究員の馬場悠男さんはこう答えています。

神様の意図みたいな感じはするんですけど、実はね、進化というのはけっこう偶然で起切ることが多いんですよね

こうなろうと思って進化するのではなく、そういう意図はなく進化していくということ。

実際に私たちも少しずつ変化しているのかも?と思いました。もちろんそこには意図はなく、偶然に。

何万年後かに分かるのかもしれませんね。

ラミダスは一夫一妻制だった

人類が二足歩行を始めたきっかけは、「家族を養うため」という可能性が高いんだそう。

それは、400万年前に家族があったと言うことを裏付ける研究が進んでいて、明らかになってきたというもの。

二足歩行とともに、ラミダスの犬歯が大幅に小さくなっている。という体に変化が起きたというもの。

それは、チンパンジーなどの類人猿に比べ、目立たない程小さくなっているそう。

チンパンジーの場合、オスの犬歯はメスをめぐって争うための武器として発達したとされている。

一方、ラミダスの犬歯が小さいのは、オス同士がメスをめぐって争わなかった証拠なんだそう。

森が縮小する中で子孫を残すためには、オスとメスがつがいになって協力するしかなく、一夫一妻制になっていったということなんですね。

研究者はこう語っていました。

メスをめぐって他のオスと争うことにエネルギーを費やす代わりに、メスの子育てを助けることにエネルギーを使うことができます。そのそのおかげでラミダスは生存競争に勝ち残ることができたのです

これを「食料供給仮設」と言うそうです。

家族を持つラミダスからは、やがて様々なタイプの人類が生まれたと考えられていますが、その後も生き残ったのは「アウストラロピテクス・アファレンシス」だけ。

アウストラロピテクス・アファレンシス

アファレンシスは、370万年~300万年前に生息し、身長およそ150センチ、体重およそ50キロ。

ラミダスに比べ身長も高く足の形も変化しています。

アファレンシスの足はラミダスほど器用には動かなかず、ほとんど地上に適用していたとのこと。

骨盤がほぼ垂直に保たれ幅広く、足にはアーチ構造(土踏まず)があることから、ラミダスより上手く二足歩行ができたと紫蘇くされるそう。

ここで、わたしが思い出したアフリカの女性「ルーシー」がアウストラロピテクス・アファレンシスだったということが分かりました。

※ルーシーというのは、女性の骨の化石が発見されたときにビートルズの曲「ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ダイアモンド」を流したことから名づけられたんだそうです。

およそ370年前のアフリカは、さらに乾燥化が進み木々はどんどん消えて草原が広がっていた。

アファレンシスは豊かな森には頼れず、過酷な環境の草原で生きていくことを強いられました。

足は遅く肉食獣のような牙も満たない無謀な生き物が、なぜ生存競争に勝つことができたのか?

ラトリア遺跡で発見されたアファレンシスの足跡

その答えは、タンザニアのラエトリ遺跡で最近発見された草原に残されたアファレンシスの足跡にあります。これは人類の最も古い足跡とされています。

ラトリア遺跡で発見されたアファレンシスの足跡は、1976年~1978年にかけて70個も発見されています。その中には親子と思われる足跡も含まれていて、2015年には、新たに14個の足跡遺跡が発見されたんだそう。

つまり、集団で生活していたということ。

時には10人以上の集団で歩き回っていたことがわかってきています。

これこそが過酷な草原でアファレンシスが生き残ったすべだったと考えられると言っています。

研究者はこう語っています。

アファレンシスは、槍などの武器はまだ持っていませんでした。肉食獣から身を守るためには数だけが頼りだったのです

アファレンシスは、複数の家族が集まって行動していたと考えられていて、虫や草を食べていたそう。

集団になり仲間が身を寄せ合っても、過酷な草原ではまだまだか弱い存在だった。

その後も偶然が重なり生存競争に勝っていきます。

ホモ属とパラントロプス属

人類は大きな分岐点を迎え、二つの種に分かれます。それが、華奢な「ホモ属」と、頑丈な「パラントロプス属」です。

中でも、ホモ・ハビリスとパラントロプス・ボイセイは、ほぼ同じ時代に60万年ほど共存し、ライバルだったとされています。

パラントロプス・バイセイの頭蓋骨

「頑丈型猿人」と言われているパラントロプス・バイセイの頭蓋骨は、物を噛むための筋肉「側頭筋」が全体を覆うほど発達していたと言います。

つまり、噛む力が強く、乾燥した豆、草の固い根っこなど、固いものをしっかり噛んで食べることに適用していたんですね。

生きていくことに有利に思えますが、最終的には絶滅してしまいます。

では、なぜひ弱に思えるホモ・ハビリスが生存競争に打ち勝ったのか?

石器を作ったホモ・ハビリス

タンザニアのオルドバヴァイで発掘されたおよそ200万年前の草食動物の骨があります。この骨の表面にはまっすぐな切り傷がついています。

これは、石器で着いた傷であることが判明しているそう。

そういったことから、ハビリスは石器を発明していたと考えられます。

また、ハビリスは親指が発達していて小さなものをしっかりつかむことができ、石器の政策に役立ったとされえいます。

石器が発明されていたと措定されること

1、骨の中にある骨髄を食べたい
2、素手で割るのは難しい
3、石を使うと簡単に割れる
4、石器が生まれる

 

研究者はこう語っています。

私たちの祖先は鋭い石器を作る技術を持っていました。それは食料が乏しい過酷な環境の中で、なんとか食べ物にありつこうともがいた末に生み出されたのです

強靭なあごをもつなんでも食べられたパラントロプス・バイセイは、道具を生み出すことなくやがて絶滅。

一方はハビリスは、偶然石器を生み出し生存競争に勝ったのです。

こうして祖先は「道具を持つヒト」に進化していきます。

ホモ・エレクトスの誕生

その後登場したのがホモ・エレクトスです。

エレクトスは、180万~5万年前に生息、身長は最大で180センチ、体重はおよそ70キロ。

体毛も薄く足も長い。体は、現代人のホモサピエンスとあまり変わらないと言います。

この体こそが私たちの祖先が生き残るために進化したというもの。

その理由は、コーカサス地方ジョージアのドマニシ遺跡の最新研究で明らかになっています。

エレクトスの骨とともに出土したのは、数千点もの大型草食動物の骨。これは、彼らが日常的に肉を食べていたことの証だと言います。

研究者はこう語っています。

エレクトスは死肉あさりだけではなく狩りをしていたと確信しています。肉食になっていた彼らは狩りで確実に肉を手に入れていたのです

そこで重要だったのが、この体の進化と言うわけです。

エレクトスが狩りをするといっても、ただ襲い掛かるのではありません。獲物を追いかけ、獲物が疲れるのを粘り強くひたすら待つという忍耐の狩りです。

時には数十キロも追い続け、相手から持久力を失わせ仕留めていたんだそうですよ。

エレクトスが走るのが得意なのはなぜか?

ハーバード大学のダニエル・リーバーマン博士は、発掘されたエレクトスの骨がそれを物語ると言っています。

この骨盤には大殿筋というとても大きな筋肉がついていました。特に二本足で走るのに重要な筋肉です。そのためエレクトスはすぐれたランナーだったことが分かります

さらに博士は、体毛が薄いことが長距離走を可能にしたと考えます。

多くの動物は体毛に覆われているため、体温をうまく下げられず、アフリカの炎天下で激しい運動を続けると体温が上昇して熱中症になってしまうそう。

体毛が薄くなったエレクトスは、汗をかくことで体温を上昇を防げるようになっていたんだそう。

ダニエル・リーバーマン博士はこうも語っています。

東京マラソンを完走できるのは人間だけです。犬にはできませんよ。なぜなら人間はほかの動物なら体温が上がりすぎるようなスピードを保って長距離を走り続けることができるからです。
足跡をたどり走ったり歩いたりしながら追跡し続ければ、やがて獲物を熱中症の状態に追い込みしとめることができたのです。

腕が短く足が長いと言う体形の変化も、走るのに効率が良いからなんだそう。

エレクトスは肉食動物も狩っていたんだそうです。

180万年前以降、アフリカで肉食動物が激減し絶滅に至るものもあったそう。その理由として、エレクトスの狩りが考えられるそうです。

つまり、弱い立場だったラミダスから、他の動物の脅威になるほど強くなっていたんですね。

エレクトスは心の進化も

ジョージアのドマニシ遺跡で見つかった頭蓋骨。それは、年老いてから亡くなったと推察される骨のあごには、歯が全くないというもの。

歯を失った後、どうやって命をつないだのか。

それは、仲間から柔らかい食べ物を貰うなどして、いわば、介護されていたからだと考えられているそう。

研究員はこう語っています。

これは、歯ががない状態で何年も生き長らえていたことを意味します。人類に連帯感や思いやりの心が芽生えていた最初の痕跡なのです

人類の脳の大きさの変化

私たちの脳の大きさは、エレクトスの登場から急激に大きくなっているんだそう。

栄養豊富な肉を食べたことにより、身体だけではなく脳も大きくなり知能が高くなった。そして思いやりの心が生まれたと考えられるとのこと。

また、狩りの際に握り斧に代表される「アシュール型石器」を作っていたんだそう。石器で木を加工した槍を作っていたんだとか。

そうか、脳にはやはり肉が良いのか!と思い肉料理を作る私。

そしてここでも思い出しました。

人類が火を使う前は、寿命が140年だったかもしれない。という話。

生食から火で加工したものを食べだしてから寿命が短くなったんだとか。

それを考えると、寄生虫とかにも強かったのかもしれないな。とか、内臓も進化したのかな。とか。そう思うと人類の進化はやはり面白い。

ちなみに、本には書いてありました。

固い豆や塊根などは、消化するのに長い腸が必要だ。長い腸の活動には多くのエネルギーを使う。これでは脳が使えるエネルギーは限られる。

肉は消化しやすく、そのため腸が短くなったのである。消化に使っていたエネルギーを脳に回せるようになり、それが脳の増大につながった。

・・・内臓、進化してるじゃん!!

火についても書いてありました。でも、火を使うようになって寿命が短くなったとは記載されてなかった(*´ω`*)。

ホモ・サピエンスの誕生

ホモ・エレクトスはアフリカを出て、やがてアジア各地に広がります。

アフリカを出た理由は明らかになっていないそうですが、競合する集団がないか、もしくはその集団が弱い。このように縄張りを広めていったのではないか。とのこと。

北京原人、ジャワ原人と呼ばれているのも、主としてはエレクトス。

アフリカでは、エレクトスからホモ・ハイデルベルゲンシスという新しい人類が誕生する。

ハイデルベルゲンシスは60万年~20万年前に生息。発見された人骨は180センチを超え、脳の容量も大きいことから、より人間的な行動をとることができたと考えられています。

それがヨーロッパに進出して、ネアンデルタール人。アフリカでついにホモサピエンスになります。

ホモ・エレクトス 180万年~5万年前

ネアンデルタール人 30万年~4万年前

ホモ・サピエンス 20万年~現在

同じ時代に存在していたことが分かりますよね。

ホモ・サピエンスの危機

ホモ・サピエンスは誕生した途端に、絶滅の危機に見舞われていました。

それは、19万年前から始まった氷期による地球規模の気候変動です。およそ19万年~13万年前、人類史上で最も厳しい氷期です。

温暖なアジアにはあまり影響がなく、そこに暮らしていたジャワ原人などにはダメージはなかったんだそう。

一方、ヨーロッパに移動していたネアンデルタール人は、いち早く寒冷地に適応していたため、生き延びることができたんだそうです。

アフリカにいたホモ・サピエンスは窮地に立ちました。

氷期には、赤道付近では乾燥化が進み、アフリカの草原はどんどん砂漠へと変わっていきました。そのため極度の食糧難い見舞われ、サピエンスは急激に人口を減らしました。

ホモ・サピエンスは住処を追いやられ、絶滅寸前の危機に陥り、行きついた場所が南アフリカの南端にある、ピナクル・ポイントと呼ばれる岬。

この岬には多数の海岸洞窟があり、この洞窟の奥深くで、絶滅寸前のホモ・サピエンスが逃げ込んだ痕跡が最近見つかっています。

ホモ・サピエンスはどう生き延びたのか

その洞窟内には、火を炊いた炉の跡や石器もたくさん出てくると研究員は言っています。

そして、研究者たちを最も驚かせたのは貝殻です。

それまで、森や草原に暮らしていた人類が決して口にすることがなかった食料です。

これは人々がとっていた貝で、16万年前の最古の地層から出てきました。ここで最も多くとれるムール貝です

アフリカでは、貝が生息する場所が極めて限られているんだそうです。祖先は幸運にも、豊富に貝がとれる珍しい場所にたどり着いたと言うわけです。

貝などの海産物は繰り返し同じ場所で採れる傾向にあるそうで、効率よく大量に採るには、潮の満ち引きや集団での協力が必要となります。

こうした環境から、サピエンスの知能、言語、社会性レベルを急速に上げたと考えられています。

そして、たまたま巡り合った未知の食べ物を口にすることができた、好奇心の強い者だけが生き残ったとも考えられるそう。

私たちのDNA

氷期の時、サピエンスの人口はわずか1万人以下まで減少したと言われています。

その証拠は私たちの遺伝子に刻まれています。

地球上に70億人もの人がいるのに、遺伝子の違いがとても少ないというものです。

人口の激減で遺伝子の多様性が失われることを「ボトルネック減少」と言います。

一旦激減した人口がその後急激に増えたため、見た目は違っても同じような遺伝子を持つ人が多くなったと言います。

アフリカでは、アフリカ以外に住む人々に比べ遺伝子の多様性が高いことが分かっているんだそう。

また、氷期が終わった後に徐々に人口を回復したサピエンスはアフリカを出ますが、数百から数千の規模だったとされていて、この少ない数もボトルネック減少の要因ともいわれています。

人類誕生 第1回「こうしてヒトが生まれた」のまとめ

・偶然の地殻変動で家族を持つヒトに変化した
・猛獣の攻撃から身を守ろうと集団で生活するヒトになった
・飢えと空腹の中であがいた、たまたま道具を持つヒトに変化
・肉を食べ、脳が大きくなると、心を持つヒトに変化
・すべてを受け継ぎ、好奇心で絶滅の危機を生き延びたのが私たち

こんなにたくさんの偶然が重なりあって、20種もいた人類のうち私たちホモ・サピエンスが生き残ったって、なんだか偶然ってすごい。

父と母が出会って、恋をして、私が生まれた。そんなキレイなことも言っておこう。

次回はネアンデルタール人との生存競争をまとめたいと思います。

※「NHKスペシャル 人類誕生 大逆転!奇跡の人類史」をもとに記載しています。

本にはもっと詳しく載っているので面白いです。

挿絵も多く、子どもでも分かりやすく読めるようになっています。とはいうものの、専門的な言葉も出てくるので小学校高学年以降向きかな。という印象です。

小学校や中学校の時に、こういったものにもっと興味を持って接すれば良かった。といつも後悔してしまう💦

でも、だからこそ今知って面白い。

♦あわせ読みたい♦