日本ではほとんどありませんが、海外だと買い物や食事をしたときに「お釣りが少ない」もしくは「お釣りが多い」ということがたまにあります。
と、海外で初めてお釣りの料金が違った時にはとまどいました。
海外のお釣り事情や体験談です。
海外の買い物でお釣りが少なくて友人がブチ切れ
これは、友人と一緒にベトナムへ行った時の話です。
お土産探し&現地のお菓子を買いに友人とスーパーへ行ったんですが、それぞれに購入しました。なぜかレジの前で考え込んでいる友人。「どうしたの?」と聞いたところ、「お釣りが少ないの」という返答。
ただ間違えただけなのでは?と最初は思いました。「聞いてみたら」と言ったら、友達は自分が受け取った小銭とレシートをレジの店員に見せ、つたない英語で「足りない」とうったえかけていました。
相手に通じていないのか、レジの人は「ちょっと何言ってるか分からない」的な、サンドウィッチマンの富沢さん的な姿勢でした。
通じないのか、はたまたお金が戻ってこないのか、苛立った友達はどんどん大声に。店員さんが集まってきたりして怒りが増し過ぎて「だぁ~かぁ~らぁ~!」とブチギレ。
と、話を聞きながらレジ前で他の物を見ていた私は「もしかしてお釣りごまかされてる?」と思いつつ、友人にいくら少なかったのか聞いたところ、100ドンほどでした。
100ドン・・・。日本円にすると0.5円ほどです・・・。
・・・。
いつも穏やかな友人ですが、お金のこととなると切れるのね!?と。人間ってお金が絡むと我を忘れるのね!?と。思った瞬間でした・・・(。-∀-)
この場合、レジの店員さんがお釣りをごまかしていたわけでもぼったくりでもありません。
ベトナムでは細かいお釣りを省くことがあります。というのも、細かいお金がないことがあるんですよ(100ドンは流通が少ないらしい)。
細かいお金を取り扱う屋台の方が置いてあって、スーパーでは細かいお金がないことも多いそうです。あったらあったで返してくれるんですが、なかったらなかったで省くんです。日本みたいにちゃんと用意されていないんです。
この時もお釣りがなく、友人が言っていることは分かってて、でも、お釣りがないことを説明していたのかもしれません。最終的に集まってきた店員さんの一人が財布から出してましたから。
ここでの問題は2つ。
- レートの桁が大きくて頭ごちゃごちゃ問題
- お釣りが省かれることを知らなかった問題
ベトナムの通貨ドンに関しては、100円が20000ドンほどです。0が多くて訳が分からなくなります。それまでも「これって日本円だといくらだっけ?」となるくらい頭がごちゃごちゃしていました。
もう一つは、小さいお金が省かれることを知らなく、他の国でごまかされたことのある私たちは「騙された!」と思ってしまったこと。
返ってこないのは100ドン(0.5円ほど)でしたが、日本ではお釣りが返ってこないということがないので、それが当たり前になっていると、まぁ、切れちゃうかもですよねぇ・・・(。-∀-)
というか、お釣りじゃないけど私は高い料金請求されて切れたことがありますが、それは300円だったことがあります。
慣れもあると思いますが分からないではないですよね。うん。で、知ってるか知っていないかでも変わりますよねぇ。
しかしながら0.5円て!
海外だとお釣りが多いこともある
そんなわけなので、反対にお釣りが多いこともあります。
多いと言っても本当に端数程度ですが・・・。端数じゃなくて多いのであれば多分まちがいかと思われます。
例えば日本円で考えると、3円のお釣りだけど1円玉が3枚ないから5円玉1枚返ってくる。みたいな。
お釣りが多くて「間違ってるよ」と言ったら「イッツOK」と笑顔で返されて、「ん?もらっちゃって良いのかな?」と思って考えてたら、細かいコインがないと教えてくれました。
と納得しましたが、細かいことを気にして「お釣りが少ない」と切れた事を考えたら、なんだかちょっと恥ずかしい。
どこからがお釣りのごまかし?
友人がブチ切れたのはベトナムだったので、1000ドンが約5円ほど。でも、1000ドンと聞くと桁が多い分大きいお金に思ってしまう人もいると思います。
細かいお金になると、どこまでが省かれて、どこまでがごまかされているのか分からないこともあります。
ベトナムの場合は1万ドンが約50円ほどですが、日本人と分かると0を足して10万ドンにするタクシーやお土産屋さんがあるようです。
日本円にして数百円程度だと、日本に帰ってきてから「あれ?もしかしてぼられてた?」と思うこともある。
1000ドン単位でお釣りが返ってこなかったらごまかされているのかもしれないので注意です!
1000ドン約5円。1万ドンが約50円。これって文句を言うか言わないかは人それぞれだし、旅のスタイルにもよると思います。
「まぁ、50円なら」って思うこともあるし、バックパッカーでお金を切り詰めて旅をしているときは「50円が大切なんだよ!」と思うこともあります。
欧米でも、「1ユーロなら」「1ドルなら」と思うこともあるし、「返してよ!」と思うこともあります。
というか、欧米では1ユーロや1ドル単位でお釣りは返って来るかな。それ以下の端数はお釣りがなくて返ってこないこともあるかもしれませんが、私はユーロやドルで経験したことはないですねぇ。
なので、欧米でお釣りが少ないときはハッキリ「少ないんですが」と言った方が良いかもしれません。
そもそも、「ごまかすってこと自体許せない!」という人もいると思いますが、ごまかされたんじゃないこともあるし、文句を言わない日本人だからぼったくられることも多いようです。
誤魔化しじゃないこともある
ベトナムの例を出しましたが、ベトナムでは観光客料金(外国人料金)と言うのがあります。
あ、ベトナムだけじゃなくて、カンボジアとかタイとかインドとか、ネパールとかマレーシアとか、アジアでは多いかも。
「ぼったくられた!」と思っていたら外国人料金で、それが妥当だったということもありました。
また、日本人は「お釣り」に関しての計算力が高いらしい。
例えば、100円均一のお店で(消費税が10%になるので)110円だとして、100円持っていなくて1010円払う人も多いと思います。
110円の商品に対し1010円払ったら、お釣りが900円ですよね。
これ、海外だと計算できない人もいるんだそうです。
ヨーロッパではほとんど感じなかったかなぁ。反対に、お札だけ出したら細かい小銭がないか聞かれたことは結構あります。
11ユーロの物に対し20ユーロ出したら、1ユーロはないのか?的な。つまりさ、コインのお釣りが少ないとかなんですよね。
反対に1ユーロと2ユーロのコインで10数ユーロ戻ってきたこともあります。
いや、札ないんかい!
これって日本でもそうなんですが、お釣りがない場合「○○円持ってますか?」と聞くこともあるし、その払い方(受け取り方)に慣れているか慣れていないかにもよります。
海外でも観光地では慣れている人は多いのかぁ。と思います。
んで、慣れていないと、お釣りを誤魔化しているわけではなくお釣りを間違えていることはありますねぇ(。-∀-)
こういう場合は「足りないよ」と言うと、「あ、ごめんね(;´∀`)テヘ」的な感じで返してくれることの方が多いです。
海外だとお釣りのごまかしよりぼったくり!!
お釣りの場合、「返して」と言えるんですが、遭遇するのはぼったくり。
私の場合は、主にトゥクトゥクですね。カンボジアやインドでトゥクトゥクの運転手に吹っ掛けられることが多かったです。おそらく観光地ならでは。
「あれ?あそこでは安かったのにここでは高い??」と思ったことがきっかけで、調べた結果吹っ掛けられていたことが分かりましした。
本当はどのくらいの料金でトゥクトゥクに乗れるのかを知らなかったらぼったくられちゃうかも。
まぁ、この辺も外国人料金なのかは判断が難しいんですが、3ドル多く請求されて切れたことはあります。
あとは、細かいお金ですね。細かいお金を持っていなくて大きいお金を出すと、「お釣りがない」という事はよくあります。細かいお金があった方が良いと思います。
もし可能であれば、最近は現地に住んでいる人のブログなどもありますから、調べて現地の値段などを知っていると良いかもしれませんね(´▽`)
- お釣りのごまかしよりぼったくられることの方が多いかも
- 現地の標準価格を知っていた方が良い
- 細かいお金はあった方が良い
まとめ
日本でも観光地ってちょっと値段設定高いですよね。
海外によっては日本よりも物価が安いので、「あれ何でこんな値段?」と考えてしまうこともありますが、お金の事を考えると疲れちゃう。
まぁ、ぼられたと分かった時はショックだけど、「まぁ、いっか」と考えた方が楽かもしれませんよね。
そんな風に考えて旅をしたい今日この頃。