心にぐっとくるTV番組

林修のニッポンドリルから学ぶ知らないと損をする【幸運を招く神社&国宝】

旅好きにはたまらない林先生のニッポンドリル。

今回は「幸運を招く神社&国宝」。

知らないと損をすると言われると「知っとかないと!」という気になってしまいます。

知らない場所がたくさんあって、行きたくなってしまいました。

天皇が封印した秘仏【石山寺】

スタジオのゲストの方たちは、誰も行った事がなければ聞いたこともないと言う【石山寺】。

奈良時代に聖武天皇の指示で建立された「石山寺」は、滋賀県大津市にある「石山寺駅」から、瀬田川沿いの道を歩くことおよそ10分で辿り着きます。

秘仏とは、普段は封印され特別な日にしかご開扉されない仏様。そんな秘仏がある石山寺はいったいなんのご利益があるのでしょうか。

見逃してはいけない石山寺の国宝

石山寺の秘仏を見る前に、参道の途中にも「知らないと損をする」国宝があります。

それが、日本一美しいくびれだと言われている国宝「多宝塔」です。

鎌倉時代、源頼朝が寄進したと伝えられる塔で、年間約30万人が訪れる人気の国宝。

1階が四角形なのに対し、2階が円柱という珍しい作りであることから「日本一くびれが美しい」と言われているんだそう。

紅葉の時期(11月下旬~12月上旬)になると、国宝「多宝塔」の他に参道もライトアップされ、それも人気の秘密なんだとか。

33年に一度しか開扉されない秘仏

秘仏が置かれているのは、石山寺の本堂。本堂も国宝に登録されているんだそう。

中に入ると黄金に輝く仏様が置かれていますが、これは仮のお姿なんだそうです。

こちらも室町時代に作られたと言う貴重な仏様なんですが、本当のお姿はその奥の扉の中に安置されていると言います。

宮内庁のお使いが来ないと開けられないという扉。

観音様の霊力を温存するために封印したとも言われているそうです。

その扉が開かれるのは、仏教的に縁起が良いとされる33年に1度。

中に安置されているのは、平安時代に作られたとされる「如意輪観音半跏像」。

高さはおよそ5メートルで、ご利益のある石の上に作られた天皇が封印した秘仏。

ちなみに、前回のご開扉は2016年。

2049年までは見れないのでしょうか。

特別にご開扉される石山寺の秘仏

実はこの秘仏。33年以外にも特別にご開扉されると言います。

それは、「新天皇様が即位された翌年」。お祝いのために開けるんだそうです。

つまり、2020年にも見られる可能性があるという事ですね。

行きたいですねぇ。忘れないようにメモしとかないとですね!

秘仏に秘められたご利益とは

石山寺の秘仏、如意輪観音半跏像のご利益は「安産」。

当時の出産はとても危険で、貴族にとって「安産」というのは一番の願いだったと言います。

奈良時代、一大勢力を誇った藤原一族は、石山寺の秘仏を拝んで子孫が繁栄したと言われ、その言い伝えから「安産」を祈願する石山詣が流行し多くの参拝者が詰めかけたんだそうです。

観音様の手とつながることができる

普段見られない秘仏に多くの参拝者が訪れるわけは、秘仏の手ととつながることができるからだと言います。

正面に「結縁の綱」と書かれた紐がぶら下がっています。

この紐の先は、秘仏の右手につながっていてご利益を受けられるんだそう。

日本文学の最高傑作を生んだ石山寺

石山寺には、日本文学の最高傑作を生みだしたとされる場所があります。

それが「源氏の間」と呼ばれる場所。

そう。「源氏物語」です。源氏物語が書かれた場所が残っているんです。

芥川龍之介か?森鴎外か?と予想してしまいましたが、全く違いました(;’∀’)

源氏物語は世界の20ヶ国以上で訳されているんだそう。

源氏物語がどこで書かれたのか様々な説があるそうです。その有力な説が石山寺。

石山寺にまつわる様々な歴史が描かれている「石山寺縁起絵巻」によると、紫式部が石山寺にこもり琵琶湖に写る中秋の名月を見て源氏物語の一説を思いついたと書かれているんだそう。

石山寺には、紫式部が使っていたと言われる「硯」があるそうです。

なんだかロマンチックですね。

成功をしたい人が行く【太郎坊宮】

正式名称は「阿賀神社」と言い、山奥にあるにもかかわらず有名アスリートや成功者も訪れると言う【太郎坊宮】。

山岳信仰の修行の場とされる太郎坊宮は、滋賀県東近江市にある「太郎坊宮前駅」から見える山の中にあります。

過酷な修行道と言うことですが、一体どんなご利益があるのでしょう。

【太郎坊宮】へ行くには階段地獄

駅から歩くとすぐあるのが鳥居。

鳥居をくぐると目の前には目的の山が見えてきます。

【太郎坊宮】の正しい参拝方法

険しい断崖絶壁にある「太郎坊宮」へ行くには、鳥居をくぐり、約800メートルの参道から、標高350メートルの中腹に位置する本堂まで歩く。

参道から山に入ると続くのが階段です。階段は曲がりくねっているため、より長い距離を歩かなければ辿りつけないと言います。

その高低差は250メートルにもなり、50階建てのビルと同じなんだとか。

実際に登るとかなりの急角度だと言う階段。登るからこそご利益があるんだそうです。

そういえば昔、東京タワーを階段で登ったことがあるなぁ。あの頃の体力があれば・・・。

【太郎坊宮】にはたくさんの鳥居が

階段を上っている途中に見ることができるのがたくさんの鳥居

全部で25基ある鳥居は、参拝者がご利益を得たお礼のために建てたものなんだそう。

神聖な「夫婦岩」

階段の数は742段。登り切った先にあるのが「夫婦岩」です。

この「夫婦岩」。幅は約80センチ、距離は約10メートル。自然の力で真っ二つに割れたもので、身を清めるために岩の間を通る参拝道になっています。

胎内くぐり」とも呼ばれ、お母さんのおなかの中に入りもう一回生まれ変わって新たな力がもらえるんだそう。

神様が宿る社

夫婦岩を抜けると、神様が宿ると言われる社があります。

そこには、勝負に勝てるという伝説があるからなんだそう。

太郎坊宮には「義経の腰掛け岩」と呼ばれる岩があります。源氏の英雄、源義経がここを訪れ岩に座り必勝を祈願したと伝えられています。

その社に祀られているのが、天照大神の長男「正勝吾勝勝速天之忍穂耳命(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト)。

名前の中に「勝」が3つあり、この神様の名前こそが勝利をもたらす理由なんだそう。

源義経が祈願したその後平家を滅ぼしたことから、太郎坊宮を参拝すると「勝負に勝てる」と信じられるようになったと言います。

さらにご利益を授かりたい人にお勧めなのが、「勝」の文字が入ったお守り。

吉田沙保里さんがロンドンオリンピックで金メダルを獲得した時にリュックに着けていたのが、太郎坊宮のお守りなんだそう。

・・・欲しくなりますね。

・・・でも、登らないといけないですね。

奇跡の復活【室生寺の五重塔】

1998年に紀伊半島を襲った台風7号により、壊滅的な被害にあった国宝 室生寺の【五重塔】。屋外に建てられた五重塔では法隆寺に告ぐ2番目の古さなんだとか。

室生寺へ行くには、奈良県宇陀市にある「室生口大野駅」から室生寺行きのバスでおよそ15分。

室生寺は修行僧のために作られたお寺で、駅から歩くことも修行になるそうです。

現在「日本一美しいと言われる五重塔」は、どのように復活したのでしょうか

修行僧たちが作らせた貴重な「摩崖仏」

駅から歩くこと5分。自然の岩に彫り込まれた「摩崖仏」と呼ばれる高さ14メートルの仏様を見ることができます。

髪が宿ると言われる岩に、修行僧たちが彫り師に頼み作らせた仏像。

さらに道を歩くとあるのが、大黒天の摩崖仏。

室生寺に行く間にいくつかあると言う摩崖仏ですが、見るために歩くと言うのも良いかもしれませんね。

「女人高野室生寺」

室生寺の正門には「女人高野室生寺」と書かれた石碑があります。

女人高野」とは、当時、女人も参拝できた寺院ということなんだそう。

もともと高野山で修業ができるのは男性だけ。しかし、室生寺は女性でも参拝できることから「女人高野山」と書かれているそうです。

【五重塔】復活の事実

台風で被害にあった五重塔は、修復費が莫大にかかるというわけで取り壊しを検討されていたんだそうです。

修復するきっかけを作ったのが、当時総理大臣だった小渕元総理。

小渕元総理の声掛けもあり全国から寄付金がよせられ、不可能と言われていた修復が実現したそうです。

美の計算がし尽されてる【五重塔】

奈良時代に建立された五重塔は、高さ16.1メートルで、屋外の五重塔では日本一小さいんだそう。

一番美しく見えるのが、階段の下から見上げる五重塔。

真ん中にある白い部分は上に行くにつれ少しずつ小さくなり、屋根の大きさは変わらないというもの。屋根の反り返りが目立つよう計算されているそうです。

また、四季折々で違った表情を見せるのも計算だと言います。

季節ごとに訪れるのも面白いかもしれませんね。

五重塔以外に6つの国宝

本堂と言われている【灌頂堂】。鎌倉時代に建立されたまま残っているこちらも国宝です。

位の高い人が座る間には、天井の角を曲線にすることで目の錯覚を利用して、天井を高く見せています。

修行側の扉についた金具にはセミの装飾が施されています。これは、セミの長年土の中で過ごす姿が修行僧と同じだからなんだそう。

他にも、平安時代前期に作られた国宝【釈迦如来立像

鎌倉時代の国宝【伝帝釈天曼荼羅

平安時代前期の国宝【釈迦如来坐像

平安時代から現存する木造建物、国宝【室生寺金堂

金堂に安置されている国宝【17体の仏像

林先生が紹介した本

最後に、林先生が本を紹介していました。

十一面観音の入門書であれば、白洲正子さんの「十一面観音巡礼」

奈良のお寺を色々見たいなら、和辻哲郎先生の「古寺巡礼」、亀井勝一郎先生の「大和古寺風物詩

この2冊は林先生の中学の頃のお寺巡りのバイブルなんだそう。

私も以前、八十八ヵ所の方ですが巡礼の本を読んでたなぁ。と思い出してしまいました。

お寺のはみうらじゅんさんとかは読んだことあります。

ちょっと、読みたくなる自分もいて、うずうずしています(´▽`*)

読んだら読んだで、行きたくてうずうずしてしまうんでしょうが。

今回も面白かったです。本当に勉強になりますね。