奄美大島

加計呂麻島で泊った宿「来々夏ハウス」が最高だった

加計呂麻島の宿来々夏ハウス1

前回からの続きです。

加計呂麻島まで車を渡らせようとして、フェリーがドックで無理でした。

車がないのでどうしようかと思ってましたが、止まった宿の方が迎えに来てくれました。

加計呂麻島「来々夏ハウス」

加計呂麻島の宿来々夏ハウス1

なんで来々夏ハウスにしたかと言うと、海の目の前に建つ宿だったからです。

せっかくだから、夜も海の音を聞きたいじゃん?

あと、加計呂麻島でもご飯がおいしいとのこと。ランチだけ行く方も多いみたいですよ。

名前が素敵です。来々夏と書いて「ココナツ」と読むんです♡

そんな宿のおやっさんが港まで迎えに来てくれて、車で宿まで。

宿の入り口を入った奥には海が広がってました。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス2

本当に目の前が海。

「車を借りたいんですがどこかでレンタルできますか?」と聞いたところ、

「うちのでよければ明日使って良いよ」とのこと。

なんとまぁ!

ハイシーズンじゃなかったから良かったのかも!!

もちろん無料ではありませんよ。しっかり会計に入ってましたから。

でも、なんて人の良い!!

当日は着いたのが午後だったので、車なしでも良いかと。辺りをフラフラと散歩。

来々夏ハウスの目の前の海に入ったった!

加計呂麻島の宿来々夏ハウス3

そんなわけで、目の前の海にも入りました。

うん。これなら行ける。

海が苦手なんですが、ベタベタするのが嫌なんですよね。潮風にあたるだけでも髪の毛すらベタつくし。

あと、中が見えないのは怖い。

先が見えないのはまだ良いんですが、ビビりの私には、足元が見えないのは怖い。

でも、きれいな海には入りたいんですよ。やっぱり。

奄美はべたつかないなぁ。足元も見えるし。

「そこにあるのどれでも使って良いよ」とおやっさん。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス6

浮き輪とか小さいボートとか。

浮き輪をかりて浮いてました。

気持ちいい。

でも、本当は入る気満々でカメラにつける防水グッズも用意してたりね。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス5

うぉ!もしかして亀!?

と思ったら岩。

そして、岩に群がる魚たちよ。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス4

浅瀬なので大きい魚は見かけませんでしたが、小さい魚はたくさんいました。

もっともぐれれば岩の間にいる魚とかも見れたんでしょうが、そこまではしない。

レンズの丸いのが合ってなかったみたいで写っちゃうんですよね。

やはり、こういう時にゴープロの存在が気になるところです。

カヌーに乗ったときも思いましたが、旅のお供に一つあると良いんだろうな。

やっぱコレだね!

加計呂麻島の宿来々夏ハウス7

海から上がってシャワーを借りて、宿の外にあるテラスでゆっくり。

ゆっくりビール。

海上がりに、キンキンのひゃっこいルービーよ。至福の時です。

こんな幸せな時間が2週間くらい続けばよいのに。

来々夏ハウスのご飯がおいしいわけ

加計呂麻島の宿来々夏ハウス9

海から上がってテラスにいたら、仕掛けを気にするおやっさん。

「釣れたら今日の夕食に出すから!」と。

なるほど、産地直送ならぬ、現地調達!

そして、この釣り竿には鈴がついているんです。

「鳴ったら教えて!」と。

魚がかかったら鈴が鳴る仕組みになっている。なんと合理的なんでしょう。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス8

後で知ったんですが、ここの宿の亭主さん。加計呂麻島でも有名な大物釣り師なんだそう。

この後、日が沈む直前、海はもう真っ暗の中、おやっさん、カヌーで釣り竿を持って出て行きました。

本当に真っ暗で、2秒で姿が見えなくなりました。

最高の来々夏ハウスの夕食

加計呂麻島の宿来々夏ハウス13

来々夏ハウスの食堂には、おやっさんが釣った魚たちの魚拓が所狭しと並んでいました。

いくつか説明してもらいました。

少年のようなおやっさん。止まらない話。たまらなく幸せになります。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス10

今日釣れた魚。

聞いたけど、何の魚か忘れちゃった。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス11

今日釣れたイカ。

「さっき釣れたやつ」と言ってました。

このイカね、生きてました。

動くわけじゃないんですが、色がついてる所が色がうねうねと波打ってました。

いつも忘れてしまうけど、本当は忘れちゃダメなんだけど、「生き物を頂く」と言う気持ちを思い出すよね。

加計呂麻島の宿来々夏ハウス12

ジャジャーン。

真っ二つ!

美味しくないわけがないやつ!!

いつも旅行するときはそこまで食事にはこだわらないし、味が良くなくても気にしませんが、美味しいものを食べるのはやっぱり良いですね。

 

実に心が穏やかになる宿でした。

おやっさんの人柄もあるのかな。最高よ。

ちなみに、夜の海の音も聞けず爆睡。

部屋はいくつかあるみたいで私の他に数組泊っていましたが、なぜか15畳ほどの大部屋に一人。

部屋のど真ん中に布団敷いてやった。

知らない間に寝ていて、知らない間に朝になっていました。

これもまた、良い眠りだった。

来々夏ハウス情報

来々夏ハウス(ココナツハウス)

住所:鹿児島県大島郡瀬戸内町渡連225番地

TEL:0997-76-0077

【宿泊料金】

1泊2食付き 大人:8000円 子供:6,000円

朝食付き/素泊まり 大人5500円/4500円