心にぐっとくるアニメ

今更【サムライチャンプルー】グッとくるセリフまとめてみた~13話から26話まで~

前回サムライチャンプルー1話~12話の続き。

サムライチャンプルー13話「暗夜行路 其之壱」のグッとくるセリフ

この話ではムゲンの生い立ちが分かります。なかなか壮絶な人生なムゲン。

始まりは近道だからと険しい山道を歩く3人。海が匂うというムゲン。その海にたまたまいたのはムゲンの同郷の仲間で、兄妹のムクロとコザ。

そのムクロから「腕の立つ野郎を探していた」と、「お前なら申し分ねぇ」と、誘われます。船を狙っているのです。

そのときのムゲンのセリフ

ムゲン:断る。俺は誰とも組まねぇ。あの時もそう言ったはずだ。

 

一匹狼カッコいい。ブレない生き方。

しかしながら、「今までどれだけ悪いことをしてきたかわかるか?」と悪い風にムクロ言われてしまいます。

同郷と言うのは琉球の小さな島で、小さいころから一緒だったという。

妹のコザが説明していますが、その内容も少々切ないのです。

コザ:罪人たちが島流しにされる島。まるで、地獄みたいな島よ。

そこにいるのは、全員が島流しにされた罪人たち。ムゲンも私たちも、そこで生まれ育った。そこしか、世界を知らなかったの。

 

社会に出ると、あんな小さい世界でって学校のことを思って、会社を辞めたら、あんな小さな世界でって思ったことがあった。

世界は広いけど、小さな世界で生きてかなきゃいけないでしょ?結局。でも、外の世界を知ってるのと知らない差ってデカいよな。って思い直したな。このセリフ。

親もなくてお金もなくて、外に出られない子どもたちは世界にたくさんいるんだよなぁって、しみじみしてしまったのは、年末で疲れているからなのか。

「そんなに嫌なら無理して一緒にいなくたって」とフウにお兄さんのことを言われたときも切なくなります。

コザ:無理よ。だって、一人じゃ生きていけない

 

一人だからって強いわけじゃないし、一人じゃいられないからって弱いわけじゃない。

男じゃないからそういう生き方しかできないっていうのは女の弱さなのか。この話のポイントのように感じました。

話は流れてムゲンの回想シーン。なぜか手を縛られ海沿いの崖に立っているムゲン。おそらく刑に処される前なんですが、「何か言い残したいことはあるか?」と聞かれ、にニヤッと笑っています。

ムゲン:さっさとやれよ。地獄に落ちようが構いゃしねぇ。どうせ生きてたって地獄みてぇなもんだ。ただ、テメェらに殺されんのは気に食わねぇ。俺ぁ自分の力だけで生きてきたんだ。死ぬときだって自分で地獄へ行かせてもらうぜぇ。

 

そう言って崖から飛び降りるのです。

何年前の話かは書かれていませんが、設定では現時点で推定20歳。10代でどれだけの思いをしてきたのよ!って思っちゃうシーンです。

もう、ファベイラである。

ムゲンはムクロに「これが終わったら2度と俺の前に面見せんじゃねぇ」といって仕事を引き受けるのです。ジンとフウには「気が変わった」というところがニクイ。

狙われたのは幕府の御用船。御用船にムクロの仲間がいた。

しかし、同時に裏切られたムゲンは炎の船の中に取り残されてしまいます。

サムライチャンプルー14話「暗夜行路 其之弐」

炎の船に取り残されたムゲン。海に投げ出されたムゲン。

そんなムゲンの回想の回。

民謡のような切ないような音楽に合わせてムゲンの回想が続きます。

その回想は、なぜムゲンが海沿いの崖に立たされていたかにつながります。

海に投げ出されたムゲンはフウに助けられますが、フウが食料を確保しに行っている間に姿を消してしまいます。

考えさせられるような、で!?ってなるようなオチでした。コザは一人で生きていくのか!?って感じ。

カウボーイビバップにもこんな感じになる回はけっこうあったな。

サムライチャンプルー15話「徹頭徹尾」

ここから関西偏。

偽のお金を見つけてしまい、使ってしまい、目をつけられる話。

サムライチャンプルー16話「酔生夢死 ひと夢」

「天狗が出る」やら「河童が出るやら」「カラスの化け物が出る」やら言われている山奥に行く話。

なぜか説明がラップ。

そんな山奥で3人はケンカをして別々の道へ。

フウは道を踏み外し川に落ちてしまいます。そしてムゲンとジンも何者かに襲われます。

フウを助けたのはオクルという男性。オクルは藩に狙われています。ムゲンを狙ったのもオクル。藩と間違えて攻撃したのです。

サムライチャンプルー17話「酔生夢死 ふた夢」のグッとくるセリフ

オクルがなぜ藩に狙われているかというのが分かる回。

ムゲンがオクルと間違えられて藩に攻撃されてしまいます。自分がオクルをやると探します。

ジンは狙われたものの、自分は死んだと思ってくれと川に飛び込み、フウのいる場所へ向かいます。

フウとジンが川沿いにいると、藩の連中が「いたぞ!オクルだ!」という声が聞こえてきます。

フウは思わず駆け出しますが、その時のジンとフウのセリフ。

ジン:知っているのか?オクルという男

フウ:私の、命の恩人だもの

ジン:義理堅い女だな

フウ:義理がすたれば、この世は闇よ

 

「義理が廃ればこの世は闇だ」というのは、村田英雄さんの歌の歌詞に出てくる一節。

義理とか人情とか古臭く感じてしまいますが、なんとなく今の時代に必要なのでは?と思ってしまった。

3人は旅をしているわけなんですが、やっぱり旅先で良く思います。寅さんとかね。

オクルは藩の人たちが放った火のついた弓にあたってしまいます。

サムライチャンプルー18話「文武両道」のグッとくるセリフ

ムゲンが文字を覚える話。

というか、ムゲンが文字を読めないという事が冒頭で分かります。

3人はお好み焼き屋にいるのですが、「もちぢーず」「ういんな」などのメニューが並んで切るのがイイ。

ムゲンは「こいつと同じでいいや」という注文を。フウに「ひょっとしてアンタ、字が読めないんじゃないの?」と笑われてしまいます。

「文字なんて必要ない」と言うムゲンは、そのお好み焼き屋にいた酔っ払いにからまれます。それがのちに文字を教わる文大という男。

文大:バカがバカのままでいいなんて、悲しいことぬかすんじゃねぇ~。いいかぁ~!言葉にゃぁ魂あるんじゃけぇ、それを伝えるためにある文字を知らんと損するけぇのぉ。文字知らんだけでバカと決めつけられとるなら、悔しかねぇのか~い!バカでええのか~い!?じゃけぇ~~!!

 

と酔っ払いながら倒れ寝てしまいます。

漢字、勉強しようと思ったわ。

文大はムゲン自分の寺子屋に連れて行きますが、その時のセリフもイイ。

文大:何でもそうやって、力で解決しようとしてもぉ、地球は止まんねぇぞぉ。城を作るにも大工がいるだけじゃなんもできん。カンナが必要じゃろぉ。カンナにしても常に研いでおかにゃぁ、ケガぁする。まずはカンナを研げ、それから道具ははじまるもんじゃけぇのぉ。

 

そういって出てきたのが「どりる」と書かれたもの。

漢字だけじゃなくて、勉強しようと思ったわ。

とは別に、壁に書かれた落書き。それは以前ジンがお世話になったという男の息子たちが書いたものでした。

その息子たちが言ったセリフ

ジン:なぜ、いがみ合う。兄弟ならばともに助け合って父の残した道を究めるのが道理ではないのか?

達之進:仕方ねぇじゃん。そういう家とか道とか継ぐような時代じゃねぇしさぁ。

和之介:勝手にポックリで、残った方が面倒だってぇの

 

もう、現代の話にしか見えない。いや、そういうアニメなんだけどさ、笑ってしまう。

タギングで決着をつけるというのもまさに現代。そこに加わるのがムゲン。

タギングのときにかかる音楽がめっちゃカッコイイ。「日出ズルSTYLE」というタイトルで、サントラにも入っているらしい。

切なかったりやるせないような話もあるんですが、18話「文武両道」はオシャレで明るくてイイ。テンションが上がってしまった回でした。

サムライチャンプルー19話「因果応報」

隠れキリシタンの話。

そんで、ヒマワリの匂いのするお侍さんが誰なのかが分かる話。

ヒマワリの匂いのするお侍さんはフウの父親でした。

踏み絵とかフランシスコザビエル三世とか出てきます。フランシスコザビエルの孫?これもポイント。

ヒマワリの匂いのするお侍さんを知っているという女性も出てくる。

なんだか終盤へ向かっているような感じ。

サムライチャンプルー20話「悲歌慷慨 其之壱」のグッとくるセリフ

3人は雨宿りをしたお店で瞽女(ごぜ)の女性、沙羅と知り合います。最初は同情しないでほしいと言っていた沙羅ですが、ムゲンに助けられて3人に安心したのか、一緒に旅をすることに。

旅の途中で分かったのは、沙羅には子供がいるということ。

その後、一人露天風呂に浸かっている沙羅の横へムゲンは飛び込みますが、沙羅は一切驚きません。

「見えねぇと、キャーとも言わねぇんだな。なんで俺だと分かる?」といったムゲンに対し沙羅のセリフ。

沙羅:人はみな、それぞれ特別の気配を持っている。それが分かるから。

私は、ずっと暗い道を歩いてきた。でも、人間どんなことにも慣れるものよ。見えなくったって色んな事が分かるようになってくる。だから、哀れだとか思わないでほしいの

ムゲン:バカ言ってんじゃねぇよ。あんな唄、幸せな奴に歌えるもんか

 

ムゲンもまた、人が持つ特別の気配を分かる個人なのかな。

分かってるけど言わない人ってカッコよく見えちゃう。

悲しい話なのかと思いきや、何だか怪しい。

子どもに会いに行くという沙羅は、フウに対し、ムゲンかジンのどちらかについて来てほしいと頼む。

そして、喜んでもらうためにムゲンとジンに夜店でモノを選んでもらっていますが、そこにいたのはひょっとこのお面をかぶった男。

その男に「分かってるな。お前にはそれしか生きる道がないんだよ」と耳元でつぶやかれる沙羅。

結局ジンが一緒に行くことになりますが、途中で沙羅に襲われるのです。

沙羅に襲われたジンは、橋を切って川に放り出されます。

サムライチャンプルー21話「 悲歌慷慨 其之弐」のグッとくるセリフ

橋が切れてしまったと騒ぎ、落ちた人を探す村人たち。そこには沙羅が子供のために選んだでんでん太鼓が落ちています。

ジンのものは眼鏡だけ。

眼鏡が伊達だってことがここで分かります。伊達だったのかい!?ってなるところですが、空気はちょっと重め。

ムゲンとフウはジンを探すが見つからず。そして、助かった沙羅はムゲンを川に呼び出します。

ここでムゲンも狙われるのですが、ムゲンはかなりの痛手を負うのです。

そう、沙羅さん。めっちゃくちゃ強いのです。

一方ジンは、ある男に助けられています。

その男は「欲しいか?」と茶碗を差し出されますが、「あげない」と、その茶碗を遠くに置くのです。

そして、ジンが良くなり行こうとしたときのセリフ。

ジン:あなたの教え、ありがたく頂戴します。

魚を欲しがる奴には、魚を与えるのではなく魚の取り方を教える。大陸の古いことわざです。

 

これは中国の格言で、日本では「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教えよ」と訳されているもの。

教育とかスポーツの現場とかでよく使われていることわざ。

うむ。自分で考えるというのは超大切だな。

最後に「名前を聞いてなかった」というジンに、「みやもと、むさし」という男。

そこに宮本武蔵出てきちゃう!?って思った瞬間、「ウソウソ、んなわけねぇだろ。ま、ジョニーとでも呼んどくれ」と。

・・・。ジョニーの方がカッコイイかも。ジョニーは怪しい感じはしますが、なんだかカッコいいのだ。

最後はムゲンと沙羅が戦います。

沙羅は刺客だと分かったものの、その大元は分からないまま。

サムライチャンプルー22話「怒髪衝天」

キノコ喰って穴に落ちる話。

そんで、徳川埋蔵金ならぬ、平家埋蔵金を掘るのを手伝わされる話。

サムライチャンプルー23話「一球入魂」

野球に熱き魂を燃やした男たちの物語。

第5話「馬耳東風」で登場した「のこぎり万蔵」という隠密同心が、しょっぱなから転勤して登場している。笑える。

転勤って( *´艸`)

日米野球大会って感じなんですが、なぜだかのこぎり万蔵も助っ人として加わってる。そして役に立たず終了。

気軽に見れる回です。

サムライチャンプルー24話「生死流転 其之壱」

ついに物語も佳境に入ります。

もう、セリフとか関係なしに書いちゃいます。

20話「悲歌慷慨 其之壱」と21話「悲歌慷慨 其之弐」に出てくる沙羅は、幕府からの刺客だったことも分かります。

その沙羅がやられてしまったため、「神の手」とも呼ばれる剣客である「刈谷景時」が「私が行きます」という。

で、ヒマワリの匂いのするお侍さんの名前は「霞清蔵」。隠れキリシタンで幕府から狙われていました。島原の乱にも関わったという霞を、幕府はその存在を消したがっているのです。

ムゲンはムゲンでお尋ね者で、ムゲンたちと接触させないために剣客を送り込むのです。

ムゲンはお尋ね者なんだけど、なんでお尋ね者になったのがわかります。

お互いが旅の前に何をやっていたか知らない3人。そこでフウはお互いのことを話そうと提案。

フウ:だってさ、ひょっとして、もう話すときないかもしれないじゃん・・・。

ムゲン:なんだあいつ?

ジン:センチメートルだ。

ムゲン:センチ、メートル?

ジン:西洋で発見された女の感情だ。おそらく気持ちが高ぶってるんだろう。

 

フッって笑ってしまった。

こういう何気にない面白さもイイ。

で、ムゲンから話し出します。

ムゲン:そうだ。確か、旅先でもめ事があってよぉ、妙~なじいさんを切っちまったことがあんなぁ。

なんかよぉ「この印籠が目に入らぬか!」とか言ってきてよぉ。んなもん入んねぇよ~って切っちまってよぉ。

 

・・・切ったんか~い!( `ー´)ノ

なんちゅう設定だよ!おもしろい!!

そうか。だからお尋ね者なのね!っていうのが分かりました。

ヒマワリの匂いのするお侍さんがいると「生月島」に渡ろうとしていますが、フウはムゲンとジンをだまし1人で船で渡ってしまいます。

他の場面では、ムゲンを狙っている3人組がいます。この男たちもまた幕府の刺客なのか?

というのは24話ではまだ分かりません。

残されたムゲンとジンの前に現れたのが刈谷景時。

刈谷景時のセリフも何だか深い

刈谷景時:絶望というやつは、希望からのみ生まれる。だが人間、全く希望を持たずに生きるのも困難。つまり、人は絶望とともに生きるほかないという事だ。

 

なるほどぉ。このセリフだとちょっと難しいけど、つまり、希望というのは絶望という感情からしか生まれない。

希望があるから絶望が生まれるのか、絶望があるから希望が生まれるのか。

陰と陽。光と影。

人間は絶望とともに生きるしかないのか・・・。ってちょっと考えてしまったセリフ。

そんで、島に渡ったフウは霞清蔵の居場所を突き止めましたが、ムゲンを狙っていた3人組に捕らわれてしまうのです。

サムライチャンプルー25話「生死流転 其之弐」

捕らわれてしまったフウは一体どうなってしまうのか!?

とは別に、ムゲンとジンは刈谷景時と闘い始めます。

「神の手」と呼ばれただけあって、刈谷景時、強いのです。

そして、刈谷景時はジンがジンの師匠である真里谷円四郎を切ったことを知っていました。

そんな中、3人組の1人がムゲンに「女は預かった」と言いに来ます。そしてムゲンは島に渡ります。

残った刈谷景時とジン。

ジンは、無住心剣流という流派を暗殺集団にすると師匠の真里谷円四郎から聞かされていました。真里谷円四郎は幕府の人間である刈谷景時に仕えることを決めています。

それは、衰退する流派を守るためでした。

ジンに道場を継がせようと決めていた真里谷円四郎は、刈谷景時からジンを切れと命ぜられてしまうのである。

そして、ジンは師匠である真里谷円四郎を切ってしまうのです。しかし、最後に息の根を止めたのは真里谷円四郎自身だったのです。

場面は変わって捕らわれているフウ。

そして、そこに助けに来るムゲン。

その男たちは、以前ムゲンが襲った船に乗っていた3人の兄弟でした。

幕府とは関係なかったんですね。

ムゲンはフウを逃がすために刀を捨てます。そしてフウは、ヒマワリの匂いのするお侍さんのところへ。

ジンは切られたのかどうなのか、海に落ちてしまいます。

サムライチャンプルー26話「生死流転 其之参」

ついに最終回。

フウは父親である霞清蔵が住むという岬の小屋に辿りつきますが、出てきたのはおじいさん。

霞清蔵は、病気を患っているのか小屋の中で横になっています。そして、目も見えないと言う。

フウは父親の弱った姿を見て、「これじゃあ殴れない」と泣きながら小屋の外へ。

そこに現れたのがまたもや刈谷景時。霞清蔵は刈谷景時に切られてしまうという、なんとも切ない父と娘の出会いと別れ。

一族も皆殺しに知ろと命令されていた刈谷景時は、フウに近づきます。逃げるフウ。

その後ろからジンが現れます。ジンも助かっていたのです。

相打ちの末、ジンは切られてしまいますが、倒れたのは刈谷景時。

一方ムゲン。刀を捨ててしまったムゲンはボコボコになっていますが、小刀を隠し持っていました。

戦いを続けているのですが、銃で撃たれてしまうムゲン。

マジかよ。これじゃぁカウボーイビバップのスパイクさんのような終わり方?と、頭をよぎりました。

どうなるの~(*´Д`)二人ともやられちゃったじゃ~ん。

と思いきや、ちゃんと生きてました。

最後、3人は別々の道へ。

 

はぁ(*´ω`*)ついに見終わってしまった。

2004年のアニメですが、今見てもカッコいいしオシャレ。

切なかったり悲しかったるする回もありますが、ちょこちょこ挟まれている洒落も見逃せない。

最後は3人とも違う道を進んでいくんですが、3人とも強い感じがして良いんだよな。明日から強く生きて行こうと思ってしまった。

しかし、明日から何を楽しみに帰ってくればいいんだ!