心にぐっとくる詩

トイレの神様 相田みつを

心にぐっとくる詩

「相田みつを」さん。

皆さんもちろんご存じで、詩も色々知っているんではないでしょうか。

CMでも流れてるし、銀座に美術館もあるくらいです!

じつは、実家のトイレに「心の暦」たるものが置いてあり、笑ってしまったので紹介したいと思いました。

笑えるとはなんだ!?と思うかもしれないんですが、「ほほう、これはトイレに合っているなあ。」と、そしてそれを置いた母のセンスよ!

 

トイレの神様

友人に話すと「うちにもあるよ。」とか、居酒屋にはよく置いてあるとか。

確かに、飲食店のトイレにたまに見かけます。

家だけじゃなかったんだ!

私の実家のは卓上のものをトイレに置いてるだけなんですが、 他にもあるのかしら?って調べたら、トイレ用のカレンダーがあって!

知らなかった!!

「トイレの神様」「便所の神様」とか呼ばれてるらしいんです!!

本人は「人間だもの」って言ってるけど、神様って言われてる!

トイレ用と言われるそれがこちら

 

心の暦2ページ

ここは
孤独なところ
自分が
自分になる
ところ

はじめてトイレで見た時の衝撃ったらなかったですよ。

はっとしました。

孤独との戦い! 誰にも合わせなくていい場所。飾らなくていい場所。 何だか深い。

そして、これ。たまに変わるんです。(母が変えてるんですが)

心の暦22ページ

捨てる
どうでもいい
ものから
捨ててゆくんだね

“ふっ”て笑ってしまいました。

そして、今、捨て最中!と思ってみたり。

「断捨離にもつながるのかな?」と、トイレの中で考えたり。

心の暦17ページ

<きれいな
玄関と床の間だけじゃ
生活できねんだよなあ

確かに!トイレも必要だし!!
 
単独で見るとそうは思わないんですが、こうも続くと、それなりにそう思ってしまう。

心の暦3ページ

いまここに
だれとも
くらべない
はだかのにんげん
わたしが
います

これもそうです。

「いるよいるよ!」って思いました。 いや、全部脱ぐわけじゃないですけどね。

全部脱ぐ人もいるでしょうけどね。

います。って、トイレの中で見てしまうと、自分と照らし合わせて笑ってしまう。

います。トイレに。

心の暦29ページ

ふるいものを
出さなければ
あたらしいものは
入らない

極めつけはコレでした。

さすが、としか言えません。

もう、そっちよりでしか見れない自分がいる。

 

心の暦は数種類出ているんですが、私の家には四角いものと長細いものと2種類あります。

31ページまであって、毎日変えるのも良いかもしれません。

実家では同じページが数日続くと思ったら、ある日突然ページが変わっていることがあります。

上に書いたもの以外にも心に響く詩が書かれていますが、母の気分なのか、トイレの神様だと知っていてそういったページをわざわざ変えているのか。

母が忙しいと、ページが更新しない日が続くことがありますが、そういう時は勝手に変えたりします。

なぜか戻ってます。

そんな無言のトイレでのやりとり。