ホンマでっかTVが好きで毎週欠かさず見ていますが、11月14日の「ホンマでっか!?人生相談」というコーナーにゲストでに坂口健太郎さんが出演されていて、ものすごく共感してしまいました。
先生たちはどのような解決策を出すのかも気になってしまいました。
「ホンマでっか!?人生相談」坂口健太郎さんの悩み
「細かいことを気にしない性格で、直した方が良いのでしょうか?」
という坂口健太郎さんの悩みに対し、さんまさんは「雑なのかすべて?」と合いの手。
その質問に対して「おおざっぱなところもあり、物事に動き出すスピードがちょっと遅かったりとか」と坂口さん。
さんまさん:もういいやっていう感じで
坂口さん:そうですね
さんまさん:そんな風には見えへんけどな。几帳面で細かいことが好きなように見えるけど。LINEとかきても放っておけるタイプなんだ?
坂口さん:そうですね。既読というよりも、読みもしない・・・。
これは冒頭の方なんですが、共感してしまい見入ってしまいました。
私は読みもしないってことはないんですが、割と放って置いてしまうことも多いので・・・。
メールやラインが来ると画面に表示されるので、緊急なのかそうじゃないのかで判断して「後でいいや」ってなることは多いです。
そのことに対してさんまさんは「信じられへんねん」と言っていました。
「既読してスルーする奴やろ?それ、平気で入れるやつ、俺訳わからへんねん」と。
・・・。何だか、反省してしまいます。
加藤アナ:開かないで何件も溜まっちゃうんですか?
坂口さん:そうですね。40件とか50件近く溜まってたりとかぁ。僕7月が誕生日なんですが、誕生日にお祝いのメールとか頂いてタイミングを逃して、開いたのが8月になってたりとか。
さんまさん:嘘や!?今いくつだっけ?
坂口さん:27です。
さんまさん:現代病かぁ~~。
現代病なのかな?
昭和生まれですが、割と多いです。性格?・・・いや、現代病なのかもしれないな(; ・`д・´)
仕事ではちゃんとするけど、それ以外は適当っていうのも現代病かな?
さんまさん:俺はもう待てないねん。(メールは)来たら返さなあかんっていう、電話みたいなイメージだから携帯が。だから全部返してるねん。
マツコさん:もうちょっと楽になっていいのよぉ~
さんまさん:気ぃすまへんねん。こっちが。
マツコさん:アレでしょ?また向こうから来たられに返しちゃうんでしょ?
さんまさん:コレ放っておけるのかな?俺ら世代は信じられないねん。
さんまさんは60代ですよね。仕事関係で50代以降の人とかと連絡するとこういったこと多いかもな。ってちょっと思ったこともあります。
というか、上の立場で仕事ができる人は、仕事に関係なく返信が早いしマメである。と非常に思う。
マーケティング評論家「牛窪恵先生」の見解【坂口健太郎は小悪魔男子】
『最近は、相手への思いやりがある人ほどメールの返信が遅くなっている』
さんまさんは「ウソや!?アホか!思いやってるわ!」と反論していました(´▽`)。
メールを送って返信を平気で1日以上待てる人は4人に1人しかいないんだそう。
坂口さんは、みんなに「返信来ないなぁ」と思わせているんじゃないかと思うんですが、レス(返信)が遅くなる人の割合がどんどん増えているともおっしゃっています。
一つが、メールの返信内容が正しく伝わるかどうかが不安だからすぐ返信できないという人が7割。
すぐに返信して「こんなこと書かなきゃよかった」と、後悔したくないということ。
これはめちゃくちゃ分かります。後悔が先に立つのよね。だから考えてしまうんですよね。
TwitterとかFacebookとかも、調子の乗って載せたけど後で恥ずかしくなることとかもあるからね。
牛窪先生:坂口さん。対女の子に対してはどうですか?
坂口さん:変わらないですね。
さんまさん:うそぉ~。かっこええなぁ~。
坂口さん:よくご飯食べに行く友達とかには、僕が返事が遅いのも知っているので、すごい言われます。「健太郎にメールをしてすぐに返ってきたりすると今日はラッキーな日だ」みたいなのは言われます。定着してるのかもしれません。
牛窪先生曰く、『坂口さんは小悪魔男子』かもしれない。
ということでした。
若い世代は異性に対して「既読スルー」をして焦らす。というのが当たりまえのテクニックになってきていてると思うんですね。と牛窪先生。
現代の若者は恋愛の駆け引きで、あえて既読スルーをする作戦が主流なんだそう。
これも、4人に1人がこのテクニックをしているとのこと。
さんまさんはコレに対して、「何で焦らされなアカンねん」とぼやいていましたが、顔が本気でした。笑った。マジですごい顔だった。
考えてテクニックを活かして。とかじゃない坂口さんんは、天然の小悪魔男子なのかもしれませんね。
心理学でいう「マム効果」
この行為、心理学で言うと『マム効果』とも言うんだそう。
マム効果とは、相手にとって不利益や悪感情につながる発言を避ける心理学用語。
「なかなか返信が来ないな」と思い焦らされることで余計気になり、好きと勘違いしてしまう効果があるんだそう。
既読スルーはそういう焦らし効果もあるので、坂口さんも女性に対してやっているのであれば「小悪魔系男子」かもしれないですね。と牛窪さん。
さんまさんは、「ちょっと気がある女性からLINEが来たらすぐ送るよなぁ」という発言に対し、ブラックマヨネーズの吉田さんは「俺も暇やで!来る?」みたいなの送りますね。と言っていたのは笑ってしまった。
たまにぶっ込んでくる吉田さんは後々寝られなくなる発言をするわ。
「生物学」池田先生の見解
池田先生:自分からメールするってことはあるんでしょ当然?
坂口さん:あんまりないかもしれない
池田先生:自分からメールをしたときに、相手から帰ってこないとイライラする?そういうこともない?
坂口さん:・・・も、ないですね
池田先生:それはイイと思うね。自分で出したのが相手からなくて怒って、相手から来たのを放っておくって一番最悪で、それは疎遠になっちゃうから、そういうのはダメだよね。
池田先生曰く、今の問題で一番問題なのは「SNSで繋がる友達が多すぎると始末に負えなくなってどうにもならなくなっちゃうから、その辺は整理して、本当の友達以外とはやりくりしない方が良いやね。」と。
その方が楽ともおっしゃっていました。
朝から晩までメールしないといけないから、時間ばかり取られるはめに・・・。
さんまさんは、「朝から晩までメールしている人もいる」と言っていましたが、これ、私してしまいます。
というか、放っておいたメールやLINEに1日かけて読んで返信していることがある。
本当に時間ばっかり取られる。何だこれ?って思っちゃうこともある。
坂口健太郎さんのマネージャーさんからの投稿
細かいことを気にしない坂口健太郎さんのエピソードを、坂口健太郎さんのマネージャーさんから伺ったというもの。
反対にマネージャーさんのような言動をすることもあります。
さんまさん:締切日なんで守らないの?
坂口さん:アンケートって難しくないですか?
さんまさん:いや、でも、すいませんけどもってマネージャーが言ってんのやろ?
坂口さん:そうです。
さんまさん:ほんなら「やめる」って言ったらええねん。俺、難しいからやめるよって。
坂口さん:あぁ~~
さんまさん:やる気のないターザンか!?
さすがです。たとえ突っ込みは面白い。使いたい!
・台風の日に傘を持たずに現場に来たことがある
さんまさん:台風の日に傘差しても一緒やもんなぁ
坂口さん:はい。あと「乾くな」と思って
坂口健太郎さんは、そういう事に気にならない人なんでしょうね。
坂口健太郎さん。子どもみたいだな。かわいい。私なら買ってすぐその場で開けて食べてしまうがな。
坂口健太郎さんの対策
メールの返事もなかなかしない。アンケートの締め切りも守れない。そんな坂口健太郎さんは自分でも直そうと努力しているんだそう。
『携帯の待ち受けにスクリーンショットをして待ち受けにしている。』
そんな坂口さんのスクリーンショットには、「アンケート」「電球」「本」というメモが。
さんまさん:それでも出来へんねやろ?(笑) 電球ってなんやねん?
坂口さん:1回、4つ切れたてんで4つ買ったんですけど・・・。
さんまさん:4つ切れるまで待ったの? お前アカンわぁ~~。
坂口さん:そしたらサイズが合わなかったんですよ。間違えて、ちゃんと調べないで・・・。で、もう1回買いに行かなきゃいけない。1回買ったけど忘れちゃった。ていうので、電球ってのを入れましたね。
さんまさん:こいつアカンわぁ~。4つも電球切れて平気ってオレ信じられへんもん。
坂口さん:そうなんですよ
さんまさん:切れた瞬間に俺は買いに行くよ
坂口さん:本当ですか。でも、他の電球がついてたりするんで、まだいいかなって。
猛烈に共感してしまう部分でした。
他もあるし、1個切れたからと言って困らないし、と思っているうちに色々ダメになって行く電球や電池はある。
適当ってわけじゃないけど、自分の中で「まだいいや」って範疇。
「認知科学評論家」中野信子先生の見解【坂口さんの脳波節約能】
はじめに、「親近感をアピールしたい訳じゃないんですけど、ほとんど同じでビックリしました」という中野先生の言葉に、マツコさんが「「あれアピールだから気を付けなさい」と言っていたのはさすがでした。
中野先生:生物として生存するために有利な性質なんですよ。
さんまさん:そやわぁ、うらやましいわ逆に。
「細かいことを気にする」「締め切りを守る」など、細かいことなどは前頭前野という脳の場所が働かないと出来ない。
脳の前頭前野は働かせるのに多くのエネルギーがいるので、普段あんまり使いたくない場所なんだそう。
さんまさんのような人は、常にエンジンがかかっていて燃えている状態。坂口さんはほとんど燃焼していない。と中野先生。
そして、さんまさんに対して「動きもちょっと普通より多いですよね。」と中野先生。
坂口健太郎さんとさんまさんは「真逆」であって、脳をあまり使いたくない「節約能」とのこと。
さんまさん:道によく迷わない?
坂口さん:迷います
さんまさん:せやろ!お前みたいな奴 よう迷いよんねん!
坂口さん:迷いますね
さんまさん:せやろ!俺が店についてんのに「今どこ」ってきて、「店や」って送って、「店どこ」って!どいたろ!って思うねん!!探せ!電話番号も住所も書いてあんねんから!
ガハハ(≧◇≦)
道に迷うっていうのも分かるけど、店の電話番号や地図を載せいてるんだから来いよっていうのも分かる!!
ちなみに私は海外で現地集合することがあるんですが、友人は皆、地図に強い。
日本で迷うな!って思うこともあるけど、私は迷子になることは多いです(*ノωノ)。
中野先生曰く「長生きするにはすごくいい性質」とのこと。
「慎重すぎる完璧主義者」なんだそう。
ほほう。なるほど。適当に見えて、実は慎重なんですね。
と、自分に当てはめて納得してやった。
坂口健太郎さんの夢に対して
「出世欲とかも少ないのか?」というさんまさんの質問に対して、取材などで「夢は何ですか?」と聞かれたときに答えないようにしているという坂口健太郎さん。
さんまさん:なんで答えないようにしてんねん?
坂口さん:なんか、「今、そんなのわかんないでしょ」って思っちゃってるんでぇ。
さんまさん:インタビュー泣かせやなぁ~!!
なんか、かっこいい。
夢なんて変わるからね。雑誌に載ったら永久に残ってしまうしね。
「心理評論家」植木理恵さんの見解
坂口健太郎さんは、すべてに対してルースではない。「これには凄くマメなんだって所はありますか?」と植木先生。
坂口さん:あのぅ。こだわりは強いって言われますね。例えば、写真1枚だったりとか、自分が好きな写真ってとかのものの画角だったり、何となく、理解の範疇というかを、自分なりのワールド的なものはすごいあるよね。とは言われますね。
植木先生:すごくルーズな所とすごくマメな所の落差が激しい人ほど出世するんですね。
ずっとマメな人っていう人はここって所でエネルギーを出せなかったりしますし、もちろんずっとルーズだったら社会的に上手くいかない人が多いですよね。
研究者でも会社員でも社長さんでも学校の先生でも、成功したり信頼されている人っていうのは、マメさとルーズさが大きい人なんです。
基本的にはルーズだけど、ここってとこではマメ。つまり、何が大事か自分の人生でってことをはっきりわかってる人っていうのは、基本的にルーズなんだけど部分的にすごくマメなんですよ。
さんまさん:ずっとマメな俺は社長になれないの?
植木先生:でも、さんまさんもここは気合入れるけど、ここは抜くっていう・・・
マツコさん:さんまさんあれよ。ものすごくやってることはマメだけど、基本女にルーズよ。
さんまさんは落差が激しいという事なんだそう。
ここは力入れるけど、ここは抜いて人に任せるっていうのがさんまさんにはあるそう。
植木先生曰く、「緩急」がある人っていうのができる人なんだそうです。
「マメな人」が良いとか「ルーズな人」が良いとかではなく、「緩急のある人が良い」。とのこと。
なるほどなるほど。本当にいつも勉強になります。
ギャップっていうのと似てるのかしら?
「法律評論家」堀井亜生先生の見解【坂口健太郎さんは浮気しないタイプ】
他人からどう思われるか気にしない人というのは、ある意味自分に自信があるタイプ。と堀井先生。
浮気をする人はコンプレックスがある人なんだそう。
自分が求められていることがコンプレックスに合致して嬉しくなってひょいひょう行っちゃって浮気に走る。
坂口健太郎さんはモテルし女性も来るけれども、一々ちょっかい出されてもそこにいかないタイプ。と。
さんまさん:どうやのそこ?真剣な話
坂口さん:あぁ、ないですね、でも。
さんまさん:うそぉ~
マツコさん:でも、一応ちょっかいは出されたりするの?
坂口さん:ちょっかいぃ~・・・。
さんまさん:出されるやろぉ~。お前ら今日2人(マツコさんとキリコさん)もちょっかいやぞ!
マツコさん:ちょっかいの中に入れてくれてないわよぉ~!
堀井先生曰く、坂口さんのように格好良くてくるけれども、全然格好良くなくても「返信の早い人の方が浮気のリスクがずっと高い」ですと。
カッコいいカッコ悪いで浮気のリスクは関係ないそう。
どちらかというと可能性やリスクの方が問題で、坂口さんのようにメールやLINEの返信が遅い人をどうやって落とそうかというのは、女性からしらた攻略法が無いんだそう。
さんまさんは比較対象で、こまめに返信したり、網をたくさん広げてその中からラリーをたくさん打って、そこから絞られた女性と(さんまさん曰く「追い込み漁」)そういう風な関係を。
つまり、女性と付き合う可能性が高いのはさんまさん。
さんまさん:別に付き合おうとか思わないねんもんな?好きな人ができたら一人で良いんだ?
坂口さん:そういう時も意外とタイミング精神というか、タイミングがあったら。っていう。
ブラマヨの吉田さんはこの答えに対し、「付き合おうまではイカンでも、思っているよりエロい女の可能性もあるな。一応行っとこう。みたいな」
と言っていました。みんなに「やめろ!」と言われていたのも笑ってしまった。
「そういう発想しかしない吉本をキライになるわ」とわらいながら言っていたさんまさんもウケた。
植木先生の解決法
一般的に、発話量と行動量は比例するんだそう。
例えば、「よし起きた」「よし何しよう」「よしご飯食べよう」など、一々声に出す人は行動するんだそう。
つまり、マメになりたかったら口に出して宣言すると、行動に移しやすくなる。というわけなんですね。
「これ覚えよう」「これ日記書こう」「よし風呂洗おう」など。
「そや、○○しよう!」と、さんまさんは声に出して言うんだそう。
「そや」と叩くソファーのポイントが黒くなっているんだそう。
どんだけ「そや」って言ってんだ!?
マメに動かないといけないときには頭の中でイメージするのは高度なので、先に口に出していってしまう方が良いんだそうです。そうすると体が動きやすくなるとのこと。
例えば「安全確認」もそうで、「右よし左よし」と安全確認を行うことで細部に気を配れるようになると。植木先生。
解決策という点ではいつもうやむやになることも多いですが、これなら私もできそう。
「ホンマでっか!?TV」は今回も勉強になりました。
坂口健太郎さんの意外な一面も見られて面白かった。