旅行関連

これって金属探知機でひっかかる?空港の手荷物検査でトレーに出すもの

手荷物検査 トレーに出すもの

飛行機に乗る前の空港での手荷物検査。危ないものを持っているわけでもないのに、なぜか地味にドキドキしてしまうのは私だけでしょうか(;’∀’)

今回は身に着けていると金属探知機が反応してしまうものや、トレーに出した方が良いものをまとめています。

出来ればスムーズに通過したい手荷物検査。久しぶりの飛行機でどうだったけ?、あまり飛行機に乗らないから気になってしまう。そんな方の参考になればと思います。

空港の金属探知機で引っかかるもの

空港のチェックインを終えると待ち構えているのが、手荷物と搭乗者のチェックする「保安検査場」です。

待ち構えてるって(。-∀-)ちょっと大げさかもしれませんが、久しぶりの空港だと「あそこに入ったら戻れない」と、けっこうドキドキしてしまいます💦

保安検査場でもチケットが必要になるので準備しておきましょう。

荷物は短いベルトコンベアを通ってX線でチェックされますが、搭乗者は金属探知機を通りますよね。この時に、身に着けていると金属探知機が反応してしまうものがあります。

金属探知機が反応してしまうと細かくボディチェックされ、もう一度通り直しになります。特に大きな問題ではありませんが、次に待っている人がいるとプレッシャーになったりすることも・・・。

身に着けるものに注意してチェックしてください。

ポケットから出し忘れるもの

  • スマホ、携帯電話
  • ゲーム機
  • 財布(小銭)
  • キーホルダー

など

スマホや携帯電話を手に持って金属探知機をくぐる。という事はないと思いますが、ポケットから出すのを忘れていてピンコーンとなってしまったことがります。

小さなゲーム機もポケットに入れやすく出し忘れやすいですね。カギやキーホルダーも同様です。

財布も金属探知機に引っかかりやすいです。小銭が原因のことが多いみたいですが、場合によっては反応しないこともあります。マネークリップは引っかかると思います。できれば出しておきましょう。

スマホや携帯電話、財布(小銭)、鍵などは金属探知機に反応するので、トレーにのせるか、カバンの中に入れておくのがベストですね。

ライター

ライターもポケットから出し忘れやすいものの一つですが、保安検査場の前にライターを入れる箱があるので気づきやすいかもしれません。

ライターは基本的に一人1個までですが、渡航先によってはライター・マッチの持ち込みが禁止になっている国もあるので事前にチェックしましょう。

また、カバンの中にいくつもいれていると没収されるので気を付けましょう。

私も何個か没収されたことがあります。「あっ!こんなところにあったんだ!」と。

100円ライターならそんなに気にしないですが、高いジッポライターを没収されることがあるという話もあります。気を付けたいところですね。

※ライターは一人1個まで

ベルト

ベルトはバックル(留め金のところ)で金属探知機に引っかかりやすいのですが、引っかからないこともあるみたいです。

ただ、反応するかしないかは分からないので、慣れている人は必ず外していますね。

くぐってから鳴ってしまって、ドラえもんの道具みたいな手持ちの金属探知機でチェックすることが多いですが、その時に原因がベルトだと分かるとそのまま通してくれることもあります。

チェックする人や国によって違いますよね。「外してもう一回」みたいな時もあります。

外しておいた方がスムーズに通れますよ。

時計

時計もベルトと同様に、反応するときとしない時があります。

私は時計が金属探知機に反応したことはないのですが、友達は何度か引っかかっています。

時計の材質の違いなのかバックルの違いなのかは分かりませんが、反応したときに面倒なので、最近は必ず外すようにしています。

財布やスマホなどと一緒にトレーに入れておくと良いと思います。もちろんカバンの中でもOKです。

私は飛行機に乗る時は必ずサンダルにしているので靴で引っかかるという事はないんですが、見てるとヒールや大きめの靴を脱いでトレーに置いている人もいます。

何でかなぁ~?と思って調べたら、靴の種類によって金属が使われているんですね。

なるほど~(´▽`*)でした。

ハイヒールは、土踏まずの部分にバネが使われていることがあり、ヒールを固定するためのネジや保護する部分も金属が使われています。少し厚みがある底の靴も同じように金属で留まっているものもあるみたいです。

男性用の革靴はかかとの部分に金属が入っているものもあり、しっかりしたブーツではつま先に鉄板が入っていることもあります。

靴を脱いでトレーに入れている人は、もしかしたらその靴で引っかかったことがあるのかもしれませんよね。

スムーズに通過したい人は、靴もチェックしてみて下さい。

カイロ

スマホやカギと同様に、ポケットから出し忘れやすいのがカイロですが、まさかカイロが引っかかるとは思っていませんでした💦

出し忘れたというよりも、まさか!って方。

カイロは鉄粉が使われています。その他にも活性炭や塩類も入っていますが、この鉄粉が酸化して熱を帯びるという仕組み。

カイロの半分ほどが鉄粉なので、金属探知機に反応することがあります。

カイロの機内持ち込みはOKなので、チェックを受けるときはカバンに入れておくかトレーに乗せましょう。



これは金属探知機で引っかかる?

大きな金属は分かるけど、小さなものは引っかかる?外さないとダメ?と、細かいものも気になりますよね。

基本的に小さなものは反応しにくいそうですが、気になるものをチェックしてみました。

ヘアピン・ウィッグ・かつら

ヘアピンなどの小さなものは、金属探知機に反応しないようにしているみたいです。小さなものにも反応してしまっては時間もかかりますよね。

また、小さい金属であれば危険性はないと判断するそうです。20本も30本もつけていたら、もしかしたら反応するかもしれませんが・・・。

ウィッグやかつらもヘアピンがついてますよね。これらのピンも問題ないそうです。が、絶対に反応しないという事ではないので、心配な方はチェックを受ける前に伝えておくと良いと思います。

日本でも海外でも、ウィッグやかつらだけ外すのは見たことがないので、気にすることはないのかと思います(。-∀-)

ピアス・ネックレスなどのアクセサリー

ピアスやネックレス、ブレスレット、アンクレットなどのアクセサリー。気になりますよね。

大きさにもよるかもしれませんが、ピアスもヘアピンと同じように小さいものは問題ないと思います。

というのも、小さいものが両耳で11個ついていましたが、引っかかったことはありません。

大きいものは鳴る可能性があるみたいですが、ピアスを外しているのを見たことはないなぁ。

ネックレスやブレスレットなども、細くて軽いものは大丈夫でしょう。

例えば、首にも腕にも耳にもたくさんついていると金属探知機が反応することがあるみたいですよ。

たくさんアクセサリーを付けて行くのであれば、外せるものは外しておいた方が良いかもしれませんね。

私は一応、指輪は外すようにしています。

ブラジャーのワイヤー

ブラジャーのワイヤー部分やホックなど、基本的には金属探知機で引っかからないことが多いですが、国によっては鳴ることがあるみたいです。

海外の方が性能を上げてるんでしょうかね。

鳴ったとして、ボディチェックはされますが、「取れ」と言われたという話は聞いたことはありません。

コルセットは鳴ることもあるみたいですが、ブラジャーは気にしなくても問題ないと思います。

腰痛用のコルセットは反応することが多いみたいです。

メガネ

私はなんとなくメガネも外してトレーに入れてしまいますが、メガネの部品って小さいですよね。

もしかしたら反応しないかもしれませんが、外しやすいので外します。

うちの母は、メガネは顔の一部になっているので気にしないでがんがん通ってますが(メガネで引っかかるとも思ってないのかもしれないですが)、引っかかったのは見たことないですねぇ。

あまり気にするところではなさそうです。

手荷物検査でトレーに出すもの

自分は金属探知機を通りますが、機内に持ち込む手荷物はX線を通りチェックされます。

特に怪しいものが入っていなくても、チェックされるのはちょっと恥ずかしいですよね(。-∀-)

一人で小躍りしているのを見られた時のような、ひとりで思い出し笑いをしているのを見られた時のような、なんだかちょっと恥ずかしいのです。

それはイイとして、荷物の中にしまっているものもトレーに出した方が良いものもあります。

例えば身に着けているものを外して、チェック後にすぐ身につけるのであれば、トレーに乗せた方が早いのですが、トレーに出さなければいけにという事はなく、カバンの中にしまってもOKです。

【トレーでもカバンでもOK】
・スマホ、携帯電話・ゲーム機・財布(小銭)・鍵・キーホルダー・ベルト・時計・カイロ・アクセサリー・メガネ・上着
など

スマホやベルトなどはトレーの方が良いという意見もありますが、私は引っかかったことがありません。心配な方はトレーを選びましょう。

パソコン・タブレット・大型バッテリー

手荷物検査ではX線を通すのですが、パソコン、タブレット、大型バッテリーなどの大きい電子機器の場合、電子密度が高いため、その下をX線で見ることができません。

つまり、危険物がパソコンの下にあるかもしれない。でも、パソコンがあると映らない。という理由です。

そのため、カバンから出してトレーに入れなければなりません。

最近では360度チェックできるX線もありパソコンをカバンに入れたまま通すことができるようですが、まだ浸透していませんね。

私が持っているタブレットはiPadminiなんですが、これは問題ありませんでした。

デジタルカメラも外に出さなくても問題ないと思います。

食べ物

持ち込みの検査が厳しくなったころ、食べ物の持ち込みは禁止だったと記憶しています。「おにぎり作ってきたんだけど、持ち込めないんだね💦」と、友人と2人して保安検査場を目の前に頬張ったことがあります(。-∀-)

最近は持ち込めるようになってきていますが、機内持ち込みが禁止のものがあるので気を付けましょう。

国内線や国際線で機内に持ち込める食べ物が異なりますが、LCCのような一部の航空会社では「機内への食べ物持ち込み禁止」になっていることもあるので事前にチェックしましょう

【手荷物検査で気を付けたい食べ物】

基本的に持ち込みが禁止となっている食べ物は、「水分を含む食べ物」です。

マヨネーズ・ソース・味噌などの調味料、ジャム、ヨーグルト、ゼリー、プリンなど、あんこや生クリームも水分を含む食べ物です。

国によっては、チョコレートやチーズ、肉類などの持ち込みも禁止になるそうです。

缶詰や瓶詰は基本的に持ち込みが禁止でが、赤ちゃんがいる人の離乳食やミルクは、「赤ちゃんと同伴」「機内で必要な量」であれば許可されます。事前申請は必要なく、チェック時の申請で良いそうです。離乳食でもその国に持ち込み禁止になっているものがあると没収されることもあるようなので、事前にチェックしましょう。

おにぎりやサンドウィッチ、水分を含まないお菓子などは持ち込み可能ですが、カバンの中に入っていると、X線のチェックで聞かれることがあるので、予めトレーに乗せておいた方が良いでしょう。

飲み物

飲み物ですが、国内線は水をチェックする機械が設置されていることもあり、ペットボトルを持ち込むことが可能です。

国際線の場合、液体は厳しくチェックされます。一つの容器ににつき100ml以下なので500mlのペットボトルは没収されることが多いです。

私も何度か没収されています。一度だけ水をチェックされ戻ってきたことがありますが、あいまいさは航空会社によっても異なるのかもしれません。

国際線でのペットボトルや水筒などの飲み物は、トレーに出す出さないではなく、「持ち込めない」と認識した方が良さそうです。

食べ物や飲み物は保安検査場を過ぎても売っているので、困ることは少ないと思います。

化粧品類・医薬品類

化粧水やクリームなどは液体にあたるので、国内線、国際線、ともに制限があります。

【手荷物検査で気を付けたい化粧品類・医薬品類】

国内線:1つあたり500~550mlで、総量2キロまで
国際線:1つあたり100mlまで、1リットル以下の透明のジッパー付き袋に収納

1リットルのジッパー付き袋だと、「20センチ×20センチ」以下が目安です。最近では100均に「機内持ち込み用」として売っていることもあるのでチェックしてみて下さい。

また、医薬品のチューブも同じように液体として判断されます。歯みがき粉やスタイリング剤も液体類です。目薬も何個も持っていると没収されたという話も来たことがあります。注意しましょう

※あれもこれもとバタバタしてしまう事もあるので、取り出さないといけないものは一つにまとめると良いと思います。

リップクリームは固形で、リップグロスは液体だそうです。

大きめのハンドクリームなどにも気を付けた方が良さそうですね。

容量を守って入れている場合、カバンの中でもX線のチェックで聞かれることはありませんが、もしかしたらチェックされることがあるかもしれないので、トレーに出しておいた方が良いかもしれません。

私は、洗顔フォームと歯みがき粉を没収されたことがあります。

朝洗ってそのまま手荷物に入れてしまったのか、機内で顔を洗って歯を磨こうとしたのか、どうして持ち込んだのか記憶にないんですが、小分けにせずそのまま持ち込んでしまっていました💦

現地で買ったわ~(。-∀-)

気を付けましょう。

ハサミ・爪切りなどの刃物類

基本的に、ハサミやナイフ、カッターなどの刃物類は機内に持ち込めませんが、刃が6センチ以下の化粧用の小さなハサミは持ち込み可能です。

爪きりの場合、種類によって持ち込めないものもあります。クリッパー型の爪切りの持ち込みは可能ですが、ニッパー型の爪切りの持ち込みは禁止されています。

(ニッパー型とはペンチのような形のものです)

鋭利なものや刃物などはカバンの中に入っていると聞かれることがあるので、事前にトレーに出しておきましょう。

機内で使うと危ないので注意されるかもしれません。預ける荷物に入れてしまった方が良いかもしれませんね。

私は筆箱に文房具用のハサミやカッターが入っているので、ペンだけ出してスーツケースかバックパックに入れて預けてしまいます。

※ハサミの刃は6センチ以下のもの
※ニッパー型の爪切りは持ち込み禁止
※カミソリの刃は4センチ以下のもの

これ、気を付けて!

保安検査場を過ぎても飲み物や食べ物も買えますし、免税店で購入したものは機内に持ち込めますし没収されることはありません。

が!気を付けたいのが、乗り継ぎの時の液体(アルコールや化粧品など)のお土産です。

乗り継ぎの空港でも保安検査があるので、規定以外のものは没収されることがあります。

免税店で買ったにもかかわらず、乗り継ぎの国で香水を没収されているのを見たことがあります。

どこの国の人かは分からなかったんですが、猛烈に抗議していました。高かったんでしょうね。残念ながら没収。もうさ、旅が楽しくなくなりますよね(;´Д`)

最近では「STEBs」と言って、中身が見れる透明のビニール袋が導入されていることもあり、STEBsに入っているものであれば免除される場合もあります。

※STEBsは、密閉されているもの、開封されていないことが条件です。

国内の国際線で導入されているか、乗り継ぎの国で没収されないか、事前にチェックしてみて下さい。

まとめ

金属探知機ですが、ものすごく気を付けてるのになぜか反応することもあります。あれは何なのだろう?銀歯にでも反応しているんだろうか(;’∀’)

金属探知機やX線で聞かれても問題なければ良いのですが、ものすごく時間がかかったり嫌な顔をされると、せっかくの旅行なのにテンションが下がってしまいますよね。

必要ないものは預ける荷物にしまうなど、事前の準備も心がけましょう。

良い旅を!
手荷物検査で気を付けることのまとめ

【金属探知機で気を付けるもの】

  • スマホ、携帯電話
  • ゲーム機
  • 財布(小銭)
  • キーホルダー
  • ライター
  • ベルト
  • 時計
  • カイロ

【トレーに出しておくもの】

  • パソコン、タブレット、大型バッテリー(電子機器類)
  • 食べ物、飲み物
  • 液体をまとめたもの
  • 刃物類をまとめたもの