ブログを引っ越してきて記事を書き直しています。
このイタリアの情報は2014年のものなので少し古いのですがご了承ください。
ナポリについたらチケットを準備
ナポリについたらまずやっておきたいことは、バスや電車のチケットの用意です。
その都度購入するのも良いのですが、旅行ってどうしても慣れてない場所に行くと時間かかっちゃいますよね。言葉わからないし。
なので、用意しておくとスムーズに行動できると思います。
チケットはどこで買う？
チケットは色々あって、タバッキ（タバコ屋さん）やキオスクでも購入できますが、そのお店に置いてないものもあります。
タバッキ（tabacci）はタバコ屋さんなんですが、お菓子とか飲み物とかいろいろ売ってる商店みたいな感じでかなり使えます。看板に「tabacci」と書いてあるので分かりやすい。
ナポリ駅のインフォメーションに行くとナポリ市内の無料地図も置いてあるので、あると便利だと思います。
インフォメーションのお兄さんやお姉さんも親切でした。
ユーロスターなどの電車で行く場合は、降りる場所がナポリ駅なので構内にすぐインフォメーションがあります。
インフォメーションの「i」のマークがあるのでわかりやすいですよ。
飛行機でナポリに行く場合、空港から市内に出るときはバスが主だと思いますが、バスもナポリ駅の前で止まります。（確か・・・。💦）
ナポリ・チケットの種類
バスや地下鉄のチケットはいくつか種類があります。ケーブルカーも乗れます。
・バス⇒autobus（アウトブス）
・電車⇒toreno（トレーノ）
・地下鉄⇒metro（メトロ）もしくはmetropolitana（メトロポリターナ）
・ケーブルカー⇒funicolare（フニコラーレ）
英語でも通じると思いますが、覚えておくと買いやすいかもしれないですよ。
・どこで：Dove（ドヴェ）
・欲しい：voglio（ヴォッリョ）
・チケット：biglietto（ビリエット）
・いくら？：Quanto cosuta？（クアント コスタ？）
大体英語で通じると思いますが、これも覚えておくと面白いかも(´▽｀*)
それぞれ行きたい場所によって使い分けると便利です。
チケットによって料金も異なりますが、45分～90分のものは大体1.5ユーロくらいです。1日券は3～5ユーロくらいかな。
45分や90分のものは、その時間内だったら乗り放題です。乗り換えの時にも便利です。
UNICO NAPOLI：90分券 一日券 土日祝日券
ナポリ市内のみ
UNICO FASCIA：90分券 一日券 土日祝日券
U2→エルコラーノ
U3→ポンペイ
U4→カゼルタ
U5→ソレント・サレルノ
U6→ベネベント
U7→パエストゥム
UNICO COSTIERA：45分 90分 1日券 土日祝日券
アマルフィ海岸
UNICO CAMPANIA 3T：3日間 ２０ユーロ
カンパニア州・イスキア島、プロチダ島のバス
※バスのチケットは、バスの中で機械に通してからの時間なので、何枚か持っておいても問題ありません。
イタリアではバスの運転手に見せる必要はないのですが、たまにチェックする人が乗り込んできます。機械に通さず乗っていると罰金を取られることもあるので注意！
お得なチケットはカンパニアアルテカード
CAMPANIA ARTE CARD TUTTA LA REGIONE
カンパーニャ・アルテカード・トゥッタ・ラ・レジオーネと読みます。
長い。ネーミングが長い。
英語なら何となくわかるけど、イタリア語はなじみがないと右から左に流れてっちゃいますね。
カンパニアアルテカードはタバッキやキオスクでは置いていないと思います。
やはり確実なのはナポリ駅のインフォメーション。ナポリの空港でも購入できるみたいです。
ナポリ空港から出ているシャトルバスも、アルテカードで乗れたと記憶しています。空港からナポリ市内に行くときは先に買っても良いのかも。
カンパニアアルテカードにもいくつか種類があります。
【アルテカード】カンパニア州 3日間 27ユーロ
写真のはこれです。
指定の美術館、博物館、遺跡が2か所まで無料になります。それ以降は半額で使えます。
更に、交通機関も乗り放題です。
3日間以内であれば、イスキア島、プロチダ島のバスも乗れます。（行くまでの船は別途です）
ポンペイ遺跡やエルコラーノ遺跡に行く電車も、このアルテカードで乗れます。
【アルテカード・カンパニア州】指定の美術館
ナポリ市内
・国立考古学博物館（Museo Archeologico Nazionale）
・カポディモンテ美術館（Museo Nazionale di Capodimonte）
・サン・マルティーノ博物館（Museo di San Martino）
・サンテルモ城（Castel Sant’Elmo）
・王宮（Palazzo Reale di Napoli）
・カステル・ヌオボ博物館（Museo Civico di Castel Nuovo）
ナポリ周辺
・ポンペイ遺跡（Scavi Pompei）
・エルコラーノ遺跡（Scavi di Ercolano）
・パエストゥム遺跡（Scavi di Paestum）
・フレグレイ平原
円形闘技場（Anfiteatro Flavio e Serapeo di Pozzuoli）
クーマの遺跡（Parco Archeologico di Cuma）
・カゼルタ王宮（Reggia di Caserta）
クリスマス、お正月、ゴールデンウイークに行く人もいると思いますが、12月25日、1月1日、5月1日は閉まっているところがあります。曜日によっても閉まっているので、閉館日や閉館時間などのチェックもお忘れなく。
お得に使うならやはり入場料金の高い場所で使うことです。一番高いのはポンペイ遺跡とエルコラーナ遺跡で、両方11ユーロ。国立考古学博物館は10ユーロ。
※料金が改正されることもあるかもしれないので、ホームページでチェックしておくといいかも。
交通機関は含まれませんが、美術館や博物館が5か所まで無料で、7日間のものもあります。そちらは30ユーロ。
ナポリ市内だけ3日間の場合は、「3 giorni Napoli e Campi Flegrei」というカードもあります。そちらは16ユーロ。
ナポリ市内でゆっくりじっくり美術館や博物館を見たいという人は、7日間のアルテカードとバスの一番安いチケットを何枚かもっている方がお得かもしれません。
私は6日間ナポリとナポリ周辺の島に行きました。到着した日はチケットを使わないでサンタキアラ教会だけ。
2日目に電車でポンペイ遺跡とエルコラーノ遺跡をはしご。
ポンペイとエルコラーノは入場料が高かったので「カンパニアアルテカードで無料で入ってやろう！」という根性ではしごです。
3日目に美術館巡りをしました。
4日目と5日目はプロチダ島とイスキア島の島巡り。
4日目はまだチケットが使えたので、プロチダ島ではバスをカードで乗りました。
一人だったのでけっこうサクサク行きましたが、今度はゆっくりみたいな。
行ったのは6月でしたが、ナポリは夏のように暑かったです。
美術館や博物館は室内なので良かったんですが、遺跡は影があまりないので熱中症や日射病には注意ですね。
かなり日差しの強さに疲れてしまいました。
私はこの後にスイスに行きます。
スイスの山の上でひざまで雪に埋まりながら、このナポリの暑さに思いをはせることになります。
・イタリア・ナポリ市内3日間で行った美術館・博物館
・ナポリ・ヴォメロの丘の行き方とサンマルティーノ美術館
・ナポリから日帰りでポンペイ遺跡とエルコラーノ遺跡
・ナポリから映画「IL POSTINO」の街プロチダ島1泊
・プロチダ島からイスキア島。イスキア島2泊
・ナポリと言えばピザだけど「スフォリアテッラ」が美味しすぎた！
