スイス

【ツェルマットorグリンデルワルト】スイス観光どっち行く?

ツェルマット グリンデルワルト どっち

・スイスに旅行しようと思っている。
・ガイドブックを見てコースもなんとなく考えている。
・スイスと言えば絶景も観たい。
・日数がなく「ツェルマット」に行くか「グリンデルワルト」に行くか悩んでる。

そんな友人からの相談を受けまして、「そうか、本当は両方お勧めなんだけど、日数的には難しいな」と思ったわけです。

ちなみに、その友人は2泊まで。だそうです。

例えば1週間あればツェルマットもグリンデルワルトも行けると思いますが、他のところも観光したいというなると考えてしまうところだと思います。

ツェルマットかグリンデルワルト(グリンデルヴァルト)か、どちらに行くか悩んでいる方がいれば参考になればと思います。

ちなみに両方とも
・日本語観光案内所あります
・コープ(スーパー)あります
・ほぼ観光客です

どこから行くかはそんなに関係ないのかな?

日本からスイスに行く場合、チューリッヒかジュネーブか主な到着場所だと思います。

ツェルマットもグリンデルワルトも、どちらから行っても3~4時間で大差はないので、他にどこをまわりたいかで決めると良いかもしれませんよね。

ミラノから入ってイタリアとスイスの2か国っていうのも有りだと思います。

どこから行くかよりも、ツェルマットもグリンデルワルトに行ってからどのくらい時間がとれるかの方が重要かも。

【ツェルマットorグリンデルワルト】何日滞在できるか?

その場所に何日滞在できるかによって、何ができるかが決まってきます。

とはいうものの、ツェルマットもグリンデルワルトも、急いで観光するというよりもトレッキングなどをしてゆっくり景色を見ながら楽しむ感じだと思います。

ふもとで雰囲気だけでも楽しむという具合で良ければ1泊でも良いと思いますし、色々な展望台にも行きたいというのであれば2泊はしたいところ。

・午前中に到着するか午後に到着するか
・午前中に出発するか午後に出発するか

これだけの違いでも1泊か2泊か、はたまた3泊するかで変わってきますよね。

雨が降った時のことを考えると、私的には「ツェルマット」がお勧めです。マッターホルン博物館もあるし、街がかわいいので歩いていても楽しいですよ(´▽`*)

【ツェルマットorグリンデルワルト】その先はどこまで行きたいか

ツェルマットは、マッターホルンを間近に眺めることのできるヨーロッパで一番高い展望台(標高3883メートル)の「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」や、ゴルナー氷河とフィンデル氷河に挟まれ、マッターホルンをはじめモンテ・ローザやヴァイスホルンなどの4000メートル級の山々の絶景を見れる展望台(標高3089メートル)の「ゴルナーグラート」があります。ゴンドラやロープウェイは何本もあり、ゴンドラを下りるとマッターホルンを眺めながら食事ができるレストランもあります。

グリンデルワルト(グリンデルヴァルト)は、アイガーやメンヒいった山とともに「オーバーラント三山」と呼ばれるユネスコ世界遺産に登録されているユングフラウがあります。定番は標高3571メートルの展望台「ユングフラウヨッホ」ですが、フィルストからから行けるバッハアルプ湖やオーバラーグレッチャーの氷河も有名です。

何日滞在できるか?というのは、ツェルマットやグリンデルワルトの街からゴンドラやロープウェイでどこへ行きたいか。というのにもよると思います。

何ができるかじゃなくて、何がしたいか。かな。

「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」はツェルマットのふもとからロープウェイで約40分ほど。
「ゴルナーグラート」はツェルマットのふもとからゴルナーグラート鉄道で約30分ほど。

ゴンドラやロープウェイはもちろん往復できるので、例えば「マッターホルン・グレッシャー・パラダイス」に行くとしても1泊して2日目の午前中に行けると思います。

ユングフラウヨッホに関してはグリンデルワルトから1時間半ほどかかります。また、所要時間などを加えても半日は欲しいところ。私的にはグリンデルワルトに泊まるなら2日は欲しいかな。

1つに絞れば1泊でも大丈夫だと思いますよ。2泊できるのであれば両方とも満足できると思います。

どっちの山を見たいか?【マッターホルンorアイガー】

2泊はできるけどどちらか悩むなぁ。と言う場合、「マッターホルン」「アイガー」どちらの山が見たいかで決めるのも手ですよね。

・ツェルマット⇒マッターホルン
・グリンデルワルト⇒アイガー、ユングフラウ、メンヒ

ふもとからも見えるマッターホルンは日本の富士山の様で美しいし、凛としていてカッコイイ。グリンデルワルトの駅を降りた瞬間にそびえ立つアイガーの迫力は鳥肌もん。

どちらが絶景かって言うのは難しい。両方違って両方良い。

【参考までに】

ツェルマット スネガ1

これはツェルマットからスネガまでロープウェイで行った駅前です。

グリンデルワルト アイガーグレッチャー5

これはクライネシャディックの駅付近からのユングフラウです。

いや、アイガーの写真だせや。って話なんですが、良い写真がなかった(;´∀`)

料金的には

予算のことも少し気になる人もいるかもしれません。スイスは物価高いですもんね。

私が感じたのは「グリンデルワルトのホテル高っ!」です。

高いというよりもツェルマットと同じくらいの料金で部屋がかなり小さかった(*´ω`)

もう一つはゴンドラやロープウェイなどの料金。

ツェルマットもグリンデルワルトもスイスパスで行けます。基本的にゴンドラやロープウェイはスイスパスで半額になりますが、山岳鉄道などは25%OFFのこともあります。

時期によってロープウェイの料金が異なることもありますし、持っているパスで割引が違うこともあります。

グリンデルワルトでは「ユングフラウパス」もありますが、3万くらいするからゴンドラやロープウェイに数回しか乗らないのであればもったいないかと。

どちらの方が高い安いというのはないですが、どのくらいゴンドラやロープウェイに乗るかにもよりますね。

スイスに3日以上いて、その中でも移動するといのであれば「スイスパス」はあってもいいと思います。

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スイスで電車移動するなら「スイスパス」はあった方が良いブログを引っ越してきて記事を書き直しています。 このスイスの情報は2014年のものなので少し古いです。料金設定や休館日がずれている...

体力的には?

ハイキングやトレッキングなどを楽しみたいと考えていて、ご両親やお子様連れと言うこともあるかもしれません。

どちらもふもとからすぐにゴンドラやロープウェイが出ているので、往復してしまえば体力的には問題ないと思います。道もそれなりに整ってます。

私はグリンデルワルトからゴンドラでフィルストまで行きましたが、小さい子もいたしハイヒールの人も見ました。ハイヒールはさすがに2度見はしましたけどね(*’▽’)

問題があるとすれば高山病でしょうか。

・ツェルマットの標高:1608メートル/ゴルナーグラート展望台の標高:3135メートル

・グリンデルワルの標高:1034メートル/ユングフラウヨッホ展望台の標高:3466メートル

通常は2000メートル(高齢者の方の場合は1500メートル)が境みたいです。

私は体力に自信がある方なので無理なスケジュールを組むこともありますが、この辺は難しいですよね。なる人はなるし、ならない人はならない。

高山病はどちらかと言うと急激な高低差だと思うので、心配な方は前日に入って体を慣らすなどの対策は必要かもしれません。

まとめ

いやぁ、悩みますよねぇ。

どうやって回ろうか。効率の良いのはどのルートだ。ホテルの口コミは。

悩むのも楽しいですよねぇ(´▽`*)

時間が限られていて、その中でスイスっぽさを感じたいっていうのであれば、私としてはツェルマットがお勧めです。

・やっぱりマッターホルンはおさえておきたい。
・ユングフラウヨッホも素晴らしかったけど、ゴルナーグラートの氷河の迫力はすごかった!
・ふもとだけのハイキングでも良いと思う。(街が可愛い)
・雨のことも考えて

考えてるだけでも楽しい!でも、やっぱりまた行きたい!!